ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

ふれーゆ裏は集魚灯パラダイス^ ^(後半)第18回ふれーゆ裏20180909

のんパパさんの所に行くと、
まだ夜の闇が深まっていない
のに、集魚灯スイッチ・ON

たぬき
「まだ早過ぎませんか?」

のんパパ
「早目に点灯しておかない
と寄って来ないんですよ」

たぬき
「えっ?そうなんですか?
あれ?集魚灯を紐で岸壁
に吊るすんですね?」

のんパパ
「少しでも海面に近づけて
照らしてやろうと」

なるほどなぁ。奥が深いな
集魚灯。ふと周りを見渡す
と、昼間は閉店ガラガラな
ふれーゆ裏は夜釣りの方々
で、大賑わい。

特に駐車場前のスペースは
集魚灯が海面を燦々と照ら
して、何かのイベントの様。

イメージ 1


どんな集魚灯を使ってるの
か、見てまわると、青色に
発光する水中ライトを足元
に紐をつけて吊るす人や、
竿掛けの隣にスポットライ
トをつけて、海面をピンス
ポットで照らす人も。

LED集魚灯を紐で吊るす人
も多数。

仕掛けも凝っていて、同じ
トリック仕掛けやら蛍光色
のサビキ仕掛けやら様々。

コマセカゴの上にはケミホ
タルが黄緑色に怪しく点灯。

更に竿先にもケミホタルは
当然としても、フラッシャ
ー型でテロテロと点滅する
ものまで。

しかし、ここまでやっても
大潮で満潮からの夕まずめ
後の下げ潮は釣れない。

むしろ、トリック5号、6
号仕掛けの、たぬき&ペイ
トンさんコンビの方が小ア
ジを釣り上げてる始末。

イメージ 2


19時半過ぎに、左手の、
みなとみらい地区あたりか
ら、バンバンと轟音が轟き
多数の花火が夜空に輝く。

イメージ 3


こんなイベントをやってた
ようだ。

イメージ 4


夜中の下げ止まり前に使用
していた集魚灯の充電が切
れて、街灯の灯火かだけに
なっても、小アジとサッパ
が釣れて来ましたが潮止ま
りと共に沈黙。

イメージ 5


ペイトンさんとビールを飲
みながら焼き鳥と唐揚げで
まったり。

たぬき
「今年は馬鹿釣れした記憶
が無いですねぇ」

ペイトンさん
「そうですねぇ」

たぬき
「そういえば、今年は赤潮やら
青潮が出ませんでしたねぇ」

ペイトンさん
「そういえば、そうですねぇ」

たぬき
「アジ嬢は、何処に消えたんで
しょうねぇ」

ペイトンさん
「そうですねぇ」

ビール2本を開けて眠くな
り、午前0時過ぎにチョイ
投げ仕掛け針3本に青イソ
メをそれぞれに1本掛け。

30mくらい沖に投げ込み、
少し巻いて起伏がある所で
放置。

時々、正面の千葉方面上空
には、ピカッと稲光り。

ふれーゆ裏上空は雲が流れ
て、星や航空機がちらほら。

11時過ぎ?前に、のんパパ
さん家族はテントをしまい
撤収。

サバ2匹と、奥で釣った、
メジナ、子アジ多数のもの
足らない釣果だったみたい。

ペイトンさんは、大きな体
を丸めてレジャーシートに
ごろり。

こちらは、ビールを片手に
コーナーのベンチでねっ転
がって、夜空を見上げなが
ら、時には星の下で眠るの
も良いもんだと爆睡。

しかし、2時過ぎに寒くな
り眼が覚める。

チョイ投げ竿を見ると竿先
が、くんくんとお辞儀。

アイナメかなぁと巻き上げ
ると、重いし手ごたえもあ
り、足元まで巻き上げると
バシャバシャと暴れる。

この細長くて、くねくねと
している奴の正体はアナゴ。

かなりでかいが、玉網だと
目から抜けるので、少し弱
った所で抜き上げ。

イメージ 6


口元と暴れた際に、胴体に
も、針がグッさり。

70センチ超えの真アナゴ。

眠気でぼんやりしている、
ペイトンさんにアナゴが釣
れたと声かけして、〆てか
ら、針を外してクーラーに。

仕掛けを交換して放り込み
ましたが、こちらは結局、
朝まであたり無し。

左手からじわじわと夜が明
けて来ても、左手の海面を
照らす集魚灯は煌々と光を
放つ。

イメージ 7


この頃になると、朝まずめ
狙いの釣り人が次から次へ
とやって来て、昼間よりも
釣り人で賑わう、ふれーゆ
裏の風景。

イメージ 8


今年は特に、初心者やファ
ミリー釣り師には激シブで
優しくない、ふれーゆ裏。

イメージ 9


水中ライトを使用している
釣り人に声かけ。

たぬき
「ずいぶんとバッテリーが
長持ちしますね?」

水中ライトの釣り人
「これ?これね、充電式では
なくて電池式。3時間おき
に電池交換してるよ」

たぬき
「電池式でしたか。ところで
釣果は?」

水中ライトの釣り人
「さんざんだね。小アジばか
りだよ」

そこから朝まずめが始まりまし
たが、竿は揺らすが、あたり取
りの鈴も鳴らない小アジがポツ
ポツ。

鈴が鳴り竿先を引き込んだと、
喜んだら、横走りして20セン
チそこそこの真サバ。

またまた、竿先を揺さぶり、
鈴が鳴ると、サッパとカタクチ
イワシの一荷。

朝焼けが辺りを染める頃には、
小アジも姿を消し去り、サッ
パとカタクチイワシの舞踊り。

ペイトンさんは、トリック仕
掛け針全部にカタクチイワシ
を引っ掛ける鯉のぼり達成。

そのカタクチイワシも日が昇
りきり、気温が暑くなってく
ると姿を消してしまいました。

イメージ 10


生命反応皆無になった、ふれ
ーゆ裏の海に、余ったコマセ
を放り込み、コマセが溢れた
路面を汲み上げバケツの海水
で洗い流して、今回の釣行は
幕を閉じました。

イメージ 11


ペイトンさんは早仕舞い。こ
ちらはのんびりと後片付けを
してから、ふれーゆ前から、
鶴見駅行きのバスに乗り込み
ました。

また、寝ぼけた頭の中に、
港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコ
スカの歌詞が流れます。

さっきまで、ふれーゆ裏の底
を泳いでいたよ。

フッコにお尻をかじられたっ
て、そりゃもう、大騒ぎ。
ふれーゆ裏を飛び出して本牧
に行っちまっよ。

うぶな小アジじゃあるまいし
どうかしてるぜ、あのアジ嬢

あんた、あの娘に惚れてるね。

ハマから流れて来たアジ嬢だ
ね。餌取がとっても上手くっ
てさぁ。カマピーのエサを横
取りしたって大騒ぎさぁ。

仁義をかいちゃあ、いられや
しないよ。アンタ、あの娘の
何なのさ。

爆睡^ ^

帰宅後、かみさんが小アジと
季節の野菜で作ってくれた、
天丼を食べて、釣り具の洗浄
をして陰干ししてから夕方ま
で爆睡。

イメージ 14

残りの小アジは南蛮漬けに。

イメージ 15

サッパは唐揚げ。サクサクで
小骨も気になりません。

捌くのはハサミでOK

夕方、アナゴを捌いてアナゴ
天丼に。もう、サクサクで、
ふわふわの逸品でした。

サバは翌日には、激ウマの、
〆サバに^ ^

イメージ 13


本日の釣果
小アジ19、カタクチイワシ15、
ウルメイワシ1、サッパ11、
サバ1、アナゴ1

イメージ 12


合計48匹でした。

次回はスタンプがフルに溜まっ
たので、14日(金)に本牧海釣
り施設の金アジ狙いに行きます。

2018年釣果(釣行26回)
アジ138
小アジ49
海タナゴ113
カマス1
カサゴ2
コノシロ16
サバ 30
サッパ33
ウルメイワシ101
カタクチイワシ37
フッコ2
セイゴ10
メジナ2
メバル
アカエイ1
アナゴ1