ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

ふれーゆ裏アジ嬢攻略虎の巻(竿休め20230802)

1、能書き^ ^

「ふれーゆ裏は釣れる釣り場」「昼間からアジが釣れる」「横浜港湾奥でタチウオが釣れる場所」は全て過去のお話です。

 

元々、横浜港湾奥の左手に日本1、2を争う「汚い川の鶴見川河口」があり、正面は大黒埠頭がある、京浜運河の外れにある場所。

海は大体、茶褐色に赤みがかった燻んだレンガ🧱色で、風が無い日は通称「ふれーゆ沼」となっています。白い泡もブクブク。

この状態は赤潮一歩手前の状態😭で、底モノのサカナは退散してしまい、たまに、ハゼ、カサゴ、稀にキスやハゼが釣れたらラッキー✌️

 

青イソメ、ゴカイ、ジャリメを釣具屋から買って来ても、あまりに引きが無くて大半は、京浜運河にリリースするコスパの悪さ。

数年前からタチウオが釣れてますが、2023年は絶不調。更に、ふれーゆ裏全域で港湾局が「振りかぶっての投げ釣り禁止🤬」を発令したので、コレで終止符。

 

ルアー釣りや投ウキ釣りは、サイドスローアンダースローしか出来なくなってしまいました。残念😢

 

2、昼間は釣れない、ふれーゆ裏

昼間、のんびりと釣竿を降ろして「居眠り💤」をするには良い場所です。が、サカナはいません😆何故か?釣り人の方が多い。

 

昼間にサカナを釣るなら、対岸の大黒埠頭にある、海釣り公園か、陸の孤島本牧海釣り施設、福浦新緑地に行ったほうがマシ。

唯一、釣れるのは、通称「泥喰い」と言われる、「逆出世🐟」の「生臭い」「捌くと内臓が臭い」と有名なコノシロ姐さんのみ。

 

言わずと知れた、コノシロ姐さんの幼魚は、銀座界隈では大トロ本マグロ🍣と同等の、

初夏のヒーロー・シンコ様。

 

しかし、成長するにつれて、たぬき親父と同じく、コハダに進化。それでも、粟酢漬けとして、正月料理のヒーロー。

 

で、最終形態のコノシロ姐さんになると、大暴落。市場価格激安でスーパー鮮魚売場でも

見た事無いサカナ😭

 

とにかく、捌くと「臭い」、マジで「臭い」、特に内臓が臭い。下流域&喫水域のヘドロごと喰ってるから、当然と言えば当然。

 

また、魚類としては、ニシンの仲間。とにかく、小骨が多い。そして、煮ても焼いても、油で揚げても不味いサカナ。

 

唯一、まぁ、美味い😋のは、3枚おろしにして、塩をたっぷりふりかけて、冷蔵庫で約1時間放置。

 

臭みのドリップが出るので、綺麗に流水洗浄して、水気をペーパータオルで拭き取り。その後、お酢味醂、砂糖、レモン🍋汁を加えた液体に丸2日漬け込み。

 

すると、小骨が柔らかく変化。身が引き締まり、コノシロ甘酢漬けの完成。きゅうり🥒を添えて食べると美味い😋

 

廃価版クルクル寿司🍣では「コハダ」でクルクルと廻っています。原価は爆安だから、当然と言えば当然。

 

でも、めちゃくちゃ手が掛かるのが、難点です。自分で調理出来るならまだヨシ!ですが、奥様に丸投げは夫婦喧嘩の素。

 

また、コノシロ姐さんは、図体はデカいものの、例外を除いて、「引き味も悪いサカナ」で、最初のアタリは小さく、巻き上げると重いだけで手答えも無い。

同様に偶に釣れる「逆出世魚ボラ&トド」も

厄介なサカナ。しかし、引き味だけはコノシロ姐さんと比較にならないファイター。

最初のアタリは小さく、小魚が掛かった?程度の事が多い。(偶に竿を引き摺り込む程、強烈なアタリが出る事もアリ。ドラグを緩めておかないと竿&リールは海底にサヨナラ👋

 

ボラも出世魚🐟で、幼魚はイナ。成長するとボラ。50センチ以上の成魚になるとトドと名称が変わります。

 

川の中流から河口域がテリトリー。コノシロ姐さんと同じく川底、喫水域の泥を喰っている生体。

 

本来は美味い😋🍴サカナ。成魚トドの卵巣は、高級食材のカラスミ。本来は回遊魚で、生態は不明な点も多いナゾ?のサカナ。

 

少なくとも、横浜港吃水域で釣れる、ボラ&トドには卵巣が無いらしい。(卵巣を持った奴を釣った事がありません)

 

此方も生臭いサカナですが、3枚おろしにして、コノシロ同様に塩をたっぷり振りかけて冷蔵庫に約1時間放置。

 

流水でドリップを洗い流して、水気を取り、

更に日本酒&昆布、レモン汁🍋で冷蔵庫に

約1時間放置。

 

外見はヒラマサの切身みたいに綺麗😍で、刺身も美味い😋けど、フライにしてタルタルソースで食べるのが絶品😋です。

 

コレも手間がかかるので、自分で調理出来ない釣り人は持ち帰って、奥様に丸投げは家庭不破の素。リリースしましょう。

 

さて、横道に逸れてしまいました。じゃあ、マジに、ふれーゆ裏は昼間釣れないのか?あんなに釣り🎣をしている人がいるのに?

 

たまにTV📺とか、神奈川新聞とか横浜市民広報やら雑誌に取り上げられる事があり、5月連休や夏休みが混む事があります。

 

でも、期待は裏切らずに「昼間は釣れません」悪い事は言いません。他の釣り場に行きましょう^ ^

それでも、昨年は初夏まで小サバ、カタクチイワシ、小アジも釣れましたが今年はさっぱり、ダメダメ。マジにダメ。

 

3、朝まずめも釣れない、ふれーゆ裏

数年前から「朝まずめも釣れない、ふれーゆ裏」状態が続いています。普通は腹ペコのサカナが回遊するモンですが、ふれーゆ裏には当てはまりません。

「じゃあ、朝はいつが良いのか?」いままでの実績から、夜明け前の午前3時から5時くらいまでにアジが廻る事があります。

5時を過ぎて日が上ると、アジは消え去り、コノシロ姐さんにバトンタッチ。稀にカタクチイワシや金魚みたいに小さいアジが釣れる程度です。

 

4、夕まずめも釣れない、ふれーゆ裏

この時間帯も朝まずめ同様、釣れない事が多いのが、ここ数年の状況になります。同じく「いつ釣れるのか?」と言うと?

 

大体、19時以後。20時から23時にかけて、丸々した2025センチのアジが廻って来ます。潮回りは上り下り中潮が良いようです。

タナは大きいアジ程、底付近で喰って来ますので、仕掛けを降ろしたら、海底から0.5〜1m巻き上げて待ちます。

 

アジの周回ルートは岸壁から3.5〜5mぐらいになりますので、竿掛け持参が有利なのは

言うまでもありません。

 

また、京浜運河に位置する、ふれーゆ裏ですが、満潮&干潮時の潮の流れが速くて、オモリ10号以下では釣りになりません。

 

オモリは1215号が必要です。アジにアピールする為、オモリは蛍光色、またはアルミ箔やテープで包むと釣果が違います。

 

サビキ仕掛けなら蛍光色付きがベスト。サビキ仕掛けより、蛍光6〜7号針仕掛けがベストです。(サビキも同じ号数)

 

また、アジの喰いが渋くて、カタクチイワシみたいな雑魚がいない場合は、コマセカゴを

付けて誘うのも良い方法です。

共に良型サイズのアジは下針に喰って来ますが、活性がある時は上針に喰って来ますので、喰って来た位置を覚えておいて、タナを

調整して下さい。

 

慣れて来たら、仕掛けを連結して、2本竿でタナを調整しながらすると、ツ抜け、Wツ抜けも可能です。是非、チャレンジして下さいませ。

ツボにハマった時の爆発力は、中々のモンですよ。たまにクロダイ、セイゴ&フッコ、スズキ、イシモチ、メジナ、タチウオも喰って来ますので、玉網持参が必須です。

 

5イカ🦑タコ🐙が釣れるかも?

今シーズンは当たり🎯か?ハズレか?波がとにかく大きいのが、ふれーゆ裏の特徴となっています。

今年のイカ🦑はハズレだったようです。昨年は4月、5月にトリック仕掛けに喰って来た、カタクチイワシイカ🦑が喰って来る程でした。

 

イカ🦑コウイカの種類で、ふれーゆ裏で釣れるイカ🦑は「シリヤケイカ」で、ケツの部分から赤い液体を出してケツが焼けているように見える事から、残念😢な命名された名前らしい。

 

コウイカの種類だけど、身が少し硬いので市場にはあまり出回らないらしい。でも、新鮮なシリヤケイカは美味しい😋イカ

タコ🐙は一年中釣れるようですが、シーズンは夏☀️まさにこれから。でも、釣り上げるには根気がいるようで根気皆無のたぬきは釣り上げた事がありません😆

数回、キャストしただけで飽きてしまい、諦めてしまうので、釣り仲間のペイトンさんからは「あきらめるたぬきる^ ^」と揶揄されています😆

 

イカ🦑タコ🐙ともにエギと言う、エビ🦐を模したルアーで釣るのが一般的。タコ🐙は、テンヤ仕掛けにカニ🦀、サカナを縛りつけたモノなど様々な釣り方があります。

 

東京湾でイイダコ🐙釣りをした事がありますが、エサはラッキョウ。白い色はサカナの剥き身に見えるようです。

 

なので、テンヤ、エギにサカナの切身を針金で縛り付けるのも有効。それ以外に牛、ブタの脂身、◯ターも釣れるらしい。

白いモノに飛びつくので、ウルトラマンのソフビ人形や着せ替え人形(百均で売ってるヤツ)やご飯🍚のシャモジもテンヤに流用が可能です。

但し、ソフビの髪を振り乱した人形付きタコ🐙テンヤが宙を舞う様は、まるでホラーみたいだし、ロストした、このテンヤを引っ掛けて釣り上げた釣り人はビックリ。

やはり、ここは日本🇯🇵なので、ソフビ着せ替え人形より、日本古来から伝わる、市松人形なんかが宜しいのでは?😆

 

コレも根掛かりでロストして、夜中に第三者が仕掛けを引っ掛けて上がって来たら、もう、ビックリ仰天😮

 

6、竿と竿掛け

ふれーゆ裏ですが、柵から海面までは約5mぐらいあります。手持ちや柵に立て掛ける釣り方だと竿の長さが活かせません。

竿ですが磯竿よりも硬い調子のカゴ釣り竿か、振り出しの投げ竿の方が、柵がある、ふれーゆ裏では扱いやすいです。

 

竿先が柔らかくて、全体的に弓形になる竿はサカナ🐟の取込みに曲がり過ぎて厄介となってしまいます。

 

長さは4.5mぐらいがお勧めです。竿掛けは市販品又は多少の工作好きなら手作りをお勧めします。

こちらは、たぬき親父製tanukl V3になります。塩ビパイプは近所のホームセンターで数百円程度。M4ネジ、ナットも購入。

ネジ、ナットは錆びにくいステンレス製を選ぶのがベストです。塩ビパイプは竿尻りが入る太さを選びます。

 

塩ビパイプの穴開けは、ガスコンロでプラスドライバー先端を炙ってから押し付けると簡単にあける事が出来ます。

その他の部品は100均のダイソーで購入出来ます。クランプは200円。プレートは2枚で

100円。長い物、短い物2セットが必要。

組み立て時間は約30分程度で、金額は500円程度。市販品の竿掛けは安くて2500円程度なので作る価値有りです。

 

注意点はクランプを柵に取り付けて締め付け固定後、竿を掛けたら、更に増す締めするのがベスト。

甘いと偶に、メジナクロダイ、フッコ&ボラ、トドがヒットすると竿掛けごと海に持って行かれます(T ^ T)/

 

何度か経験有り。なので、充分に注意⚠️落下しないようにヒモをつけておくのもアリ🐜です。勿論、竿にも。

 

それでも、作れない場合には、ふれーゆ裏でtanukl V3を探して下さい。現物見れますし、何なら原価でお作りします^ ^

 

7、マジで釣れない^ ^ふれーゆ裏

ここ数年、年々、釣果が落ちて来ていますが

原因は不明です。海は昔の方が汚かったぐらいなので、コレは関係無し。

ふれーゆ裏前の海は京浜運河鶴見川からの水と海水が混ざり合う喫水域。つばさ橋側、大黒埠頭の連絡橋側が横浜港につながっているので潮の流れは良いはず?なんだけどね。

 

朝まずめも釣れず、昼間は当然、釣れず。夕まずめも釣れない。かろうじて😅夜中が釣れるけど、コレも運次第のシビアな釣り場。

 

それでも、ふれーゆがあるおかげで、鶴見駅からのバス🚌本数は多いし、クルマを利用したアクセスも良い。

 

その為、「釣れなくても^ ^」釣り人は多い釣り場。ゴールデンウィーク、夏休みは特に釣り人は多くて釣り場は満員。

 

その分、違法駐車が増えるし、車乗狙いによる被害も増加。鶴見警察署の取り締まりも強化されますので注意⚠️

 

釣れないのに、車乗荒らしにあったり、駐禁切られては、嫌気が倍増ですモンね。では、「昼間は釣れない、ふれーゆ裏」で、お会いしましょう!^ ^