ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

予約が取れない鎌倉長谷のイタリアン・レストラン^ ^(竿休め20230607)

梅雨☔️時期と言えば、北鎌倉の紫陽花寺や長谷寺極楽寺。久々に紫陽花でも見てくるか?となると美味い😋ランチも食べたい。

 

鎌倉あたりで美味しそうなレストラン🍽️が無いか?ブラウズ。北鎌倉辺りには古民家レストラン🍽️が流行りらしく数店舗有り。

 

予約出来るか?予約サイトを見てみると、空きはナシ。まぁ、この紫陽花シーズンと、紅葉🍁シーズンは稼ぎどきだからね。

鎌倉駅周辺、長谷寺周辺に検索範囲を広げると、1軒のイタリアンレストランがヒット、建物の画像を見ると大仏切通しトンネル前。

アレ?ここの前はクルマで何度か、走った場所。確か、この建物は朽ちたレンガ造りの廃墟だったはず。

色々調べてみると、神奈川県から茅ヶ崎にある酒造会社、熊澤酒造が買取り、リニューアルアルオープンしたらしい。

元の廃墟は、鎌倉市に湧き水を供給する、水道局ポンプ場だったらしい。正式名称は、神奈川県営湘南水道鎌倉加圧ポンプ場

 

1936(昭和11)に建設され、鎌倉市内に湧き水を水道水として供給開始。煉瓦造り2階建の建物。

 

1961(昭和36)役割を終えて閉鎖。1965年に鎌倉市に供与。大仏坂体育館として、リニューアル。

 

2002(平成14)閉館。2019(平成31)神奈川県営最初の水道事業遺構として、鎌倉市が「景観重要文化財」に指定。

熊澤酒造が買取りして、整備中に、乃木坂46MV撮影地に使われたりして、結構、注目を浴びていたらしい。

 

結構、人気の店になっていて、時期も紫陽花の集客シーズン。ランチ時の土日は2ヶ月先まで満員御礼。

 

平日ならば、開店前に行き、多少、並べばキャンセルもあるから、入れるだろう。

 

6/7()かみさんと一緒に、自宅を出発。横浜駅乗り換えで、横須賀線に乗り換えて鎌倉駅下車。平日なのに駅は混雑状態。

鎌倉駅から江ノ電に乗り換えて、4つ先?の長谷駅で下車。こちらの駅から、徒歩5分程で長谷寺

鎌倉大仏は大体10分程度。鎌倉大仏から約5分程度で「予約が取れないレストラン🍽️」に到着。

 

店名は、「MOKIAHI鎌倉」でMOKIAHIは熊澤酒造の蔵元(社長)が代々受け継ぐ名前の、熊澤茂吉から取っているらしい。

 

丁度、店舗から店員さんがOPENの看板を持って出て来たところ。予約の客が数組み来ているだけ。

店員に名前、人数を告げると、店内入口を入った左側の待ち合いスペースに通され、メニューを渡されました。

10分程度の待ち時間で、2階階段前の席に案内されて、座る事が出来ました。平日で、開店前に行けば何とかなるモンです。

 

メニューを見ると、酒蔵さんが経営しているらしく、酒類は豊富。料理やデザートにも、麹や酒粕などを利用した物も。

 

また、敷地内でハーブ🌿園を持っていて、栽培しているので、これらを料理に利用している物も多い。

注文したのは、バジル🌿のソースを付け合わせた、麹漬け地場鶏の唐揚げとパスタは、酒粕と豆乳のカルボナーラ

それと、ピザはマルゲリータ。飲み物とデザートは食べ終わってから、注文する事にしました。

 

天井が高くて、内装は白一色。床材のチーク色、建具も同系色。なんかリラックス出来る空間になっています。

 

最初に麹漬け地場鶏の唐揚げが到着。しっとりと言うより、カラッと揚がった唐揚げ。これはこれで、美味しい。

 

酒粕と豆乳のカルボナーラは、かみさんが注文。生パスタで、少し太めで食べ応えがある麺になっていました。

 

マルゲリータは食べ応えのあるサイズ。かみさんは、ピザ🍕が好きでは無いので、1ピースだけ味見。

食後のドリンクは、かみさんがコーヒーとチーズケーキ。たぬき親父はジンジャエール。こちらにも、ハーブ🌿が入っていました。

少しよそ見をして、ジンジャエールの細長いコップを引っ掛けて溢してしまい、グラスが割れるアクシデントが発生。

 

ガラスを片付けようとして、数ミリ手のひらをカット。少し血🩸がポタリ。すると、ウェイトレスが飛んで来てタオル、バンドエイド🩹をいただき対処。

 

替えのジンジャエールもいただきました。グラス代の弁償も申し出ましたが、サービスしていただきました。(次回、菓子折りでも、持参しようかなぁ^ ^)

 

従業員も多くて、皆さんテキパキと笑顔で動いているのが、好印象。ご馳走様でした。今度は予約して来ます。

 

今回はアラカルトでランチをいただきましたが、もちろん、コース料理もあります。料金的には安くは無いけど高くも無いかな?

 

支払いを済ませて店外に出ると、予約時間待ちとキャンセル待ちの顧客が数グループ待機していました。

駐車場から階段を登った先にある、ハーブ🌿園を、かみさんと散策。ハーブ🌿園の左手先にある通路を登ると途中に祠が。

中には、屋根付きの厨子があり、中には上半身の仁王様が鎮座。店のパンフレットには、

守り神と記載されていました。

 

感じからして、かなり古い物らしい。祠には家紋が3つ彫刻されていました。左右に菊の紋、中央に三つ葉葵。

 

ポンプ場開設時に設置されたのか?それ以前に設置された物なのか?詳細は不明。その先を登るとビニールハウス。

ここからは、建物の上からぜんたいを見渡す事が出来ます。予約待ち時の時間潰しには良いかも。

このトンネルの近くには、鎌倉に向かう街道の要所の一つとして、大仏切通しがあります。敵に攻め込まれた際、防御する要所でもあり、実際、機能したようです。

レストランの敷地を出て、鎌倉大仏方面に向かうと、外国人旅行者向けの大仏イラスト入り看板が見えて来ます。

正式名称は、鎌倉大仏殿高徳院。境内の中には入らず、山門前から見える、大仏様の頭部分だけの画像をパチリ。

鎌倉大仏奈良の大仏同様に大仏殿内に安置されていましたが、鎌倉、室町時代の台風、地震津波により倒壊。

 

1369年以降、大仏殿は建立されず、鎌倉大仏は野晒しとなり、野外に鎮座したままになっているそうです。

入口近くで修学旅行生、外人が指差して騒いでいるので見てみると、タイワンリスが木から降りてくるところでした。

 

観光客には愛らしいタイワンリスだけど、鎌倉に住んでいる住民からすると、タイワンリスは害獣。

 

タイワンリスの他にも、ペットとして飼いきれず、山に逃したアライグマや、ハクビシン、イタチなどが住宅屋根裏に侵入して巣を作ったり、家庭菜園やら庭の果物を荒らして問題化しているようです。

 

たぬき親父の世代、以前は鎌倉、逗子、葉山あたりまで、住みたい住宅地エリアに入っていました。

 

今の若い方々は、この地域には、こだわりが無いようで、東京勤務ならなるべく職場に近い場所に住処を求めるようです。

 

実際、鎌倉、逗子、葉山は夏のシーズンになると、道路は朝から深夜まで大渋滞。駅そばなら良いけどバス🚌で離れた住宅地だと、通勤が大変。

 

観光地に住むのは、意外と大変。釣り好きや、サーフィン好きなら海側は憧れますが、潮風、塩害が凄いし、毎日、釣りをしとら飽きてしまいます^ ^

鎌倉大仏前を抜けて長谷寺に。平日にも関わらず、紫陽花を見て回る周遊コースは人数制限中で約45分待ち^ ^

まぁ、過去に何度か見ているのでパスして、江ノ電に乗り込み、鎌倉駅に。鎌倉駅も観光客で混雑。土日だと凄いんだろうなぁ。

バスターミナルから、鎌倉霊園行きのバス🚌に乗込み、竹林で有名な報国寺前で下車。目的は報国寺ではなく、徒歩5分の一条恵観山荘。京都から鎌倉に移築した山荘。

入場料を払い山荘内に。後陽成天皇の第九皇子であり、摂政・関白を二度務めた一条恵観(兼遐・昭良)によって建てられたもの。


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年前、時代は江戸時代初期、正保三年(西暦1646年)にこの山荘で天皇を迎えて茶会が催されたらしい。

昭和34年に鎌倉に移築されて、管理保存されているとの事。渋い造りの天皇を迎える御成門。建物も豪勢な作りでは無いものの、歴史を感じさせる佇まい。

由比ヶ浜に流れ込む、鎌倉霊園辺りが源流になっている滑川の渓谷が敷地内に取り込まれていて、紅葉時には綺麗だろうなぁ。

今は深緑の季節で、庭内には満開には少し早い紫陽花が咲いていました。ここも、知る人は知る場所。庭内の喫茶店は満員御礼。

彼方此方に手水鉢があり、紫陽花の花や季節の花が水面に浮かんでいました。名物らしくて、画像を撮る観光客が多数。

一条恵観山荘を後にして、報国寺入口を通り過ぎて先に行くと、現れるのが、昭和初期に建築された洋館。

ここは、旧華頂宮邸。華頂博信侯爵が建てた邸宅。庭を一般公開しています。建物内は、春と秋に4日間だけ一般公開しているそうです。ドラマや映画ロケ地、アニメ、漫画のモデルにもなっていて、人気があるようです。

ハーフティンバー様式(なんのこっちゃ?^ ^)の建物🏠で国有形無形文化財。庭はフランス🇫🇷式庭園だそうです。

民間会社に払い下げ。洋食レストランとリニューアルオープンしたら、受けるかも?知れません。

再び、バス🚌に乗り鎌倉駅に。小町通りを散策。出口付近にある、干物の山安で自宅土産と親戚宅に干物クール宅急便を手配。

 

小町通りから銭洗弁天方面に向かった先に、かみさんお気に入りのカフェがあるけど、平日の為か?お休みでした。

 

駅前の不二家レストランで一休み☕️。かみさんは、長谷のレストランを気に入ったようで、終始、ご機嫌。

 

久しぶりの不二家レストランは、相変わらず、気が利かない店員の巣窟でしたが、今は慢性的な人手不足。

 

夕暮れ時になっても、混雑している鎌倉駅から横須賀線に乗り、横浜駅乗り換えで帰路に着きました。

 

PS:先日、TV📺番組の「途中下車云々」で、こちらの長谷・MOKICHI 鎌倉が紹介されていました。

web予約を受付ていますが、数ヶ月先まで土日予約は出来ません。特に、ランチ時は予約困難です。平日も中々、厳しい。

電話☎️予約も可能ですが、午前9:00〜12:00、午後は15:00〜18:00くらいが受付時間です。電話☎️回線も数回線しかなく、たぬき親父も予約の為、架電しましたが話中三昧。

電話で予約取るなら、チケット予約同様に、掛けまくるしか、手がありません。TV影響が冷めるまで傍観も手ですね^ ^