ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

たぬき親父の修善寺物語・後編^ ^(竿休め20220223)

前回のあらすじ

温泉に入りまくり、夕食バイキングで飽食の限りを尽くし、更に夜食で夜鳴きラーメン🍜半玉を食べて就寝。さて、後編の始まり。

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朝5:00に起床して、かみさんを起こしてから、再び家族風呂に。同じ考えの宿泊客も多くて、少し待った後に入湯。

さっぱりして部屋に戻り、朝食時間の7:00までベッドに潜り込んで二度寝。目覚まし⏰に起されて身支度を整え食事会場に。

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朝は和食&洋食のビュッフェスタイル。和食は焼魚(鮭、タラ)、静岡おでん薩摩揚げ、無手勝丼(ちらし鮨)、豆腐、板わさ、タラコ、シラス、塩辛、海苔佃煮、焼き海苔、納豆、温泉卵、香の物などの定番おかず。

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洋食はサラミハム、プレスハム、ウィンナー、ライブキッチンはオムレツ。サラダ、パンなどなど。

夕食同様にソフトドリンク飲み放題。夕食はデザートにアイスクリームがあったけど、朝はなぜかアイスキャンデー。

デザートはケーキ、わらび餅、フルーツ、ヨーグルトなど。食後にコーヒー、日本茶、トマトジュースを飲んで、満タン。

部屋に戻り、まったりしてから、撤収準備開始。忘れ物が無い様に、かみさんと二度見をして完了。

9:30に部屋を出て、3階フロントで清算。自動精算機も2基あるので、スムーズにチェックアウト。中々、安い割に良い宿でした。

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坂を下り桂川に掛かる、桂川を渡り対岸の商店街を抜けると、同じ共立リゾート配下の老舗旅館菊屋の前に出ます。

菊屋は創業400年を数える、修善寺の老舗旅館で古くは文豪・夏目漱石の常宿。故・昭和天皇も幼少期に特別室に宿泊した旅館。

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道路沿いに入口とフロント。入口&フロント部分は年期を感じるボロい創り。しかし、本館以外は昨年建設オープンした新館。

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桂川に掛かる屋根付き通路を渡り、対岸が旅館の建物。さらに吊橋で戻ったところにも、露天風呂付き新館があります。

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こちらは修善寺桂川宿泊料金の2〜3倍料金で新館は各部屋に露天風呂付き。料理は、懐石料理。駐車場には定番の、おベンツ^ ^

こちらも株主優待で安価に宿泊予約は取れるので、次回のお楽しみに。でも、次はクルマで伊東温泉♨️が良いかな。

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まだ食べた事が無い、伊東名物「うずわ飯」(ソーダカツオの叩き)を見つけたし、駅近に東急リゾート伊東があるし。

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かみさんは歴史とか、侘び寂び旅館はアウト・オブ・眼中。菊屋の前を抜けて、修禅寺前の虎渓橋を渡り桂川沿いを左折。

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桂川沿いには美味い蕎麦屋が多くて、休日には行列が出来る店も多いとか。今日は平日の為か、休みの店が多い。

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川沿いの道は紅葉シーズンには綺麗なんだろうなぁ。イマイチ、川はあまり綺麗では無いのが、玉に瑕ではあるけれど。

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桂橋を抜けて、竹林の小径に。遊歩道左右に林立ちする背丈が高い竹林。修善寺は伊豆の小京都と言われる所以かな。

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竹林の中央には、竹の円形ベンチがあり、寝転がって空を見上げると竹林の間から青空が広がっています。

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綺麗に整備された竹林で、夜にはライトアップされて観光名所になっている場所。ここを抜けて楓橋を渡ります。

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修善寺の橋は欄干が朱色。紅葉には映える色で、願掛けながら全ての橋を渡ると願い事が叶うんだとか。

滝下橋先にあるのが、赤蛙公園で初夏には蛍が飛び交う公園らしい。ここで対岸を修禅寺方向に逆戻り。

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橋の対岸には、高級割烹旅館あさばが。結構、大きな旅館で中の様子は高い壁に遮られて、外からは中の様子は見えない。

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能楽堂や水上舞台を持ち、人間国宝クラスの方々が定期的に公演。公演時には宿予約が満員御礼になるんだとか。

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離れの高い部屋は200平米。宿泊料金は、30諭吉/1人、最低2人からの宿泊。5諭吉〜15諭吉ぐらいがスタンダードタイプみたい。

興味がある方は「修禅寺あさば」でYouTube検索してみて下さい。たぬき親父とイヌ🐕はお断り^ ^の高級旅館です。

その先にも有名な宙(SORA)渡月荘金龍(逃げ恥の旅館ロケの宿^ ^)があり、その先を抜けると、左手に昔ながらの射的場とかスマートボールセンター。

右手には古道具屋があり、昔の小銭や旧札などを販売。なぜか、温泉街には古道具屋があるのが不思議。

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その先を左手に曲がり、坂を登ると指月殿が見えてきます。これは非業の死を遂げた鎌倉幕府二代将軍源頼家の冥福を祈り、母親が建立した経堂。

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鎌倉幕府安泰政権を優先した結果、敵対勢力を排除。その過程で実の息子も見殺しにした北条政子

大事とは言え、母親としては苦難の選択。供養堂や境内には頼家の墓があります。左手の広場先には頼家お付きの家来13士の墓も。

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この13士は頼家の後を追い自決したとか、謀叛を企てて誅殺されたとか、言われているものの、資料が無く吾妻鏡にも記載が無いようです。

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将軍お付きの家来になり、これで安泰^ ^も、お上がコケると、お付きの一族郎党も、みなコケる。今も昔も変わらない定め。

再び修禅寺前を抜けて、八百屋の前に。昨日購入した、ハッサクが美味かったので買おうかと思ったが、今日はお休みらしい。

前を通り抜けようとしたら、中から親父が出て来たので、今日はお休みかと聞いたら。

八百屋の親父

「今日は平日で客も来ないから、休みだよ。エッ?昨日、ハッサクを買った人?安くて、美味かったって?シブいだけの普通のハッサクだよ〜。エッ?シブいのが好き?まぁ、昔ながらの奴が好きな人もいるからね?いくついる?2袋ね^ ^」

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と売ってくれました。ついでに鬼柚子も購入して、修禅寺温泉バス停から、西武のおんぼろバス🚌に。

モーモー、ガタガタと分解寸前。中々、車両の買い替えも赤字路線だと難しいのかも?知れませんね。

修善寺駅から在来線で三島駅に。三島駅から新幹線に乗れば、自宅最寄り駅の新横浜までは1時間もかからない。

早く帰宅しても、つまらないので、かみさんと相談。熱海駅で降りて、買い物&昼食をしてから、帰宅する事に。

東海道線に乗り込み、熱海駅で下車。熱海駅も外の商店街も中々の混雑。卒業旅行らしい学生のグループもチラホラ。

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商店街を抜けた先にある、お菓子処石舟庵に入りかみさんは、お土産の和菓子を物色。たぬき親父は窓から見える熱海ビーチを眺めてぼんやり。

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外に出ると小雨。下った先にある老舗蕎麦屋長舟に入店。手打ち蕎麦屋でご飯物は無く、蕎麦のみ。

夜は蕎麦を肴にした昔ながらの蕎麦屋。かみさんは、温たぬき蕎麦。こちらは地鶏付け蕎麦蒸篭。

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蕎麦は2枚出て来て、蕎麦湯も食べ具合を見て出してくれる。蕎麦湯は濃い味で、甘酒みたいにドロドロ。

蕎麦好きには。たまらない隠れた有名店。熱海で蕎麦屋なら、迷わずにこのお店。駅から少々、歩いた先にあるのが難点。

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店外に出ると、雨は上がって晴天。商店街を抜けて、熱海駅に。改札前の券売機で東海道線グリーンチケットをSuicaに書込み。

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熱海駅から東海道線グリーン車2階席に乗り込み、大船駅あたりまで爆睡。展望席の意味無し。

横浜駅から在来線に乗り換えて、無事に帰宅しました。さてと、明日はまた、テレワーク三昧の日々。

2/26(土)は休みで昼寝三昧。2/27(日)は、三浦半島葉山にあるフレンチレストラン、ラ・マーレで開催される牡蠣を喰う会に行って来ます( ̄^ ̄)ゞ

日本各地の有名どころ牡蠣を集めて、生牡蠣盛り、浜焼き、牡蠣フライ、牡蠣アヒージョなどなどを満喫する会。

定期的に実施していますが、今回がファイナルで次回はまた、12月から開催するイベントとなっています。

ペイトンさんが食べられ無い分、がっつりと三浦半島の春を先取りして、美味いものを食べてまいります。

これで寒い2月も終わり。翌週はもう、3月のひな祭り。そろそろ、冬眠から目覚めたアジ?も廻り出すかなぁ。まだ?だろうな。

その前に、今年はご無沙汰している、ラグビートップリーグも観戦に行きたいので、チケットを取らなくては^ ^