ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

夕まずめにバーサー&コノスロが廻る^ ^(第24回ふれーゆ裏釣行20211204)

里の秋

童謡 唱歌 作詞:斎藤伸夫 作曲:海沼 実

釣れなぁ〜いぃ〜、釣れない〜、裏の秋ぃぃ〜、お〜ぉきいぃにぃぃ、(沖に)トド松ぅぅ〜、跳ねる夜はぁ〜

あゝ、軍曹とぉ〜、ただ、ふたりぃぃ〜、自慢ばなしぃぃ〜、聞いてます、柵のそば

昼間はぁ〜、釣れないぃ〜、裏の冬ぅぅ〜、なぁ〜のにぃ〜、釣り人〜、なぜ?多い〜

トイレも無ければ〜、ゴミ箱も無いぃ〜、雨がぁ〜、降ったら、ずぶ濡れさぁ〜

夕まずめ〜、サンバがぁ〜、廻り出すぅぅ〜、コ〜、ノ、スゥロォ(コノシロ)混じりのぉ〜、星の夜ぅ〜

メガサバ(30センチオーバーのサバ)狙いぃ〜、デカい針ぃぃ〜、はぐれアンジィ〜、素通ぉ〜り、となりで釣れるぅ〜

夜中もぉ〜、釣れないぃ〜、朝もダメぇぇ〜、さ〜すがぁにぃぃ〜、釣り人来ない裏〜

あゝ、アカエイィのぉ〜、肝抜いて〜海にぃ〜、投げ込む、水の音〜

ア〜ァジもぉ〜、見限るぅ〜、裏の冬ぅぅ〜、代わりにぃ〜、コノスロ〜、釣れる夜は〜、

あゝ、トリックも〜、役立たず〜、コノスゥロ〜、サンバ釣れぇ〜、手がぁ〜、臭ぁあい〜

うるせぇよ!( *`ω´)/〜>* ))))><懐かしい、童謡?唱歌の「里の秋」から始まりました。初めてこのブログを訪れた方々。

毎回、こんな感じで始まりますので、宜しくお願い致します。「里の秋」ですが、長い間、この歌は寒村の出稼ぎ親父を待つ歌と勘違いしていました。

実際、子供の頃に歌うのは1番、2番目の歌詞だけだし。実際の歌詞は3番まであるんですね。

3番の歌詞は、さよなら さよなら 椰子(やし)の島 お船に揺られて 帰られる あゝ 父さんよ ご無事でと 今夜も 母さんと祈ります

戦時中に、南方戦線に送られて、復員船で無事に故国に、お父さんが帰って来る事を指折り数えて待っている、そんな歌詞だった訳ですね。

栗を食べながら、春になったら出稼ぎ親父が帰って来るぐらいに捉えてました。栗といえば、たぬきの親父の実家は農家。

毎年、晩秋になると、みかん箱一杯の栗が送られて来ていました。この栗は無農薬の逸品で殻ごと茹でて食卓に。

しかし、迂闊に食べてはいけないシロモノ。気おつけて食べないと、身の中からイモ虫がこんにちは^ ^

うっかり、丸ごと食べると、イモ虫ごと口の中に。市販で販売している、値段が高い栗には、そんなモンは入っちゃあ、いません。

栗と言うと、子供の頃の記憶は「イモ虫」が連想的に思い浮かんで来る、たぬき親父でございます。

さてと、そんな長い前置きは、どうでも良くて、先週はアジボウズ&30センチ以上のマサバも釣れない体たらく。

潮回りが悪かったから、仕方ないじゃん?と、言い聞かせて、我慢を重ねて、待ちに待った1週間。

12/4(土)は朝から快晴。先週と異なり風も無く暖かい。とは言え、海沿いは外気温が低いので、防寒対策をして、13:30過ぎ出発。

最寄り駅まではバス。そこから横浜駅経由で鶴見駅に。先月は右脚をぶっ壊して、松葉杖歩行だったのがサポーターでガードして、二足歩行に。

前回はアナゴ1、海タナゴ1、コノシロ4と言う貧果だったし、アジ嬢にもすっぽかされて、サバも廻らずでした。

今日こそは、そこそこの釣果を!と思ったら、竿ケースが軽い事を電車内で気がつきました。

ありゃ?玉網の網だけ持って来て、柄を忘れて来た。そりゃあ、軽い訳だ。もし、エイサーやらスズキがヒットしたら支援を仰ぐしかないな〜。

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まぁ、そんな事は釣れてから考えれば良い事だから、気にしない。で、鶴見駅に到着。コンビニで飲食物を購入してバス停に。

バス停には、ふれーゆ休館お知らせする張り紙が掲載されていました。昨年、張り紙を見て回れ右する人も多数。

中には、ふれーゆまで行き、閉館している事に気づいて、そのまま、ふれーゆバス停に直行する家族連れも見かけました。

営利目的の施設じゃないので、結構、長く休館日を取るのは相変わらず。施設メンテするなら、館内にコンビニを入れて欲しいな。

まぁ、新市長公約の全ての小中学校で、学校給食提供&無償化すら、ままならない状況では、ふれーゆにカネを使うのは無理?

バスに乗り込み、東芝西タービン前を過ぎると、4車線道路の両脇には駐車中のクルマの列がずらり。

ふれーゆバス停で降りて、左手の従業員駐車場入口通路を通り、閉館中のトンガリ屋根植物館脇を通り、通用口から裏入り。

「昼間は釣れない、ふれーゆ裏」は相変わらずの人気の釣り場。まぁ、釣れなくても秋晴れの中で柵付きの安全な釣り場。

バスの便も良いし、ふれーゆ開館中はトイレも自販機も、レストランも利用出来るし、釣りの帰りに、ひと風呂浴びて帰る事も出来るから良い場所。

また、埋立地の工業地帯先端にある為、観光客も来ないし。ふれーゆに来た市民が冷やかしに、裏に立ち寄る程度。

通用門から入り、右手ちょい先に、パンダ🐼さんを発見。なんと帽子をかぶり、ダンディパンダに🐼

たぬき

「ご無沙汰〜、あれ?帽子をかぶりだしたんだ?中々、シャレオツになったネェ」

パンダ🐼

「いやいやいやいや、ふれーゆ裏で帽子をかぶって無くて、裏の林の中で、ちょっと立ったらアタマに木の枝グサリだったんで」

たぬき

「横須賀の釣り場はどうでした?幻のカレイはどう?釣れた?」

パンダ🐼

「3枚ぐらい釣りました。気が済んだので、ふれーゆ裏です^ ^」

左手を開けてもらい、竿を出す事にしました。左手は2人のお子さん(男の子)連れのお父さん釣り人。

なんか、他の釣り人からボラを貰ったとかで、周辺にはボラのウロコとボラ臭い臭いが充満。

お子さんが他の釣り人からボラを貰い、解体したとか?手が臭いと騒いでいるので、アルコール消毒用ペーパーを進呈。

お子さん

「ボラって、超臭いんですけど(>人<;)/このサカナって食べられますか?」

パンダ🐼

「そこの、たぬきおじさんは、持って帰って調理して食べてるよ^ ^」

たぬき

「3枚おろしにして、身を酒につけて臭み抜きしてから、フライや竜田揚げにすると美味いよ。」

お子さん

「そうなんですか??凄く臭いけど、美味いの?」

時刻は15:00過ぎ。ふトスさんは、左手奥の、鶴見川近くで竿を出しているとの事。あまり釣れてはいない様子。

今日もトリック仕掛けは、5.4m竿1本のみ。竿掛け、スピードエサ付け器を柵にセット。アミコマセは先週の残り物を使用。

仕掛けはフロロカーボン7号Wフック・トリックを装着。メガサバ(30センチオーバーのサバ)やクロダイが掛かっても問題無い仕掛けですが、ふれーゆレギュラーサイズ(17センチ以下)には大きすぎる針。

まぁ、小アジなんかは、OUT OFF 眼中。85なんか相手にしないぜ!たぬき親父は、メガサバ狙いだ。

という訳で、狙うぜ!メガサバ。仕掛けを投入すると直ぐにガクブルのアタリが出て、竿先がドキューン。

キタキタキタ!キタキツネ🦊、否!たぬきの竿に、いらっしゃい!団体様も大歓迎!グフフフ!

見るがよい!フロロカーボン・トリック仕掛けの威力を!、、、?ありゃ?魚影が小さいんですけど?

ブチ抜いたのは25センチ足らずのマサバ君。相変わらず、高速バイブレーションでブルブル強。ま、、まぁ、最初はこんなモンで。

右手の子供たちは大興奮。おじちゃんが仕掛け入れてすぐにサバを釣ったよ、なんで、なんで?みたいな。

パンダ🐼さんは、釣れたコノシロを泳がせ釣り🎣にして、張り切ったコノシロが横走りして、仕掛けが絡んでいた状況から復活。

竿先を揺らすサバとは異なるアタリが出て、巻き上げると、ぬらりと、姿を見せるコノシロ姐さんがこんにちは。

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こちらは2匹目のサバをゲット。周りでもサバ&コノシロが釣れだす。パンダ🐼さんの左手の釣り人はアジを連発。

釣れたアジやサバを、たぬき左手の子供たちに進呈。子供たちは大興奮。パンダ🐼さんは横須賀遠征に使用していた青イソメ投入。

針にたっぷりと、もうやめて!状態に青イソメを房がけに刺す、豪華なエサ付け。カレイ釣りはコスパが掛かる釣りの様子。

横須賀では、ぶっ込みする度に、餌取りが多くて、回収すると針の青イソメは無くなっているとの事。

ふれーゆ裏では、アタリが無く回収しても、青イソメは喰われた形跡が無く上がって来るらしい。

エサ取りの雑魚が少ないらしい。サバの切り身をぶっ込みしておくと、針がかりはしないものの、良い時には頻繁に竿が揺れます。

回収すると、サバの切り身がボロボロになっている事もしばしば。パンダ🐼さんとコノシロ談義をしている所に軍曹登場。

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軍曹

「コラ!たぬき。毎回毎回、のんびり来やがって。先週はどうした!今日はアンジは釣れネェぞ!」

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たぬき

「お疲れ様です。何をボケてるんですか?^ ^先週は釣れたワラサを散々、見せびらかしてたじゃないですか?^ ^」

軍曹

「そうだったな〜^ ^ほらほら、竿が揺れてるぞ?なんだと?ぶっ込み仕掛け作るのに忙しいから、上げてくれ?仕方ねェなあ、たぬきの竿は重いんだよなぁ」

釣れて来たのは、でっぷりとしたコノシロ。サバと違い、高速バイブレーションは無しで、パタパタと動くだけ。

針から外して海にお帰りいただきました。このコノシロは軍曹が釣り上げたので、ノーカウント。後ろからokacyanさんも登場。

脚は大丈夫?と聞かれて、しばし、談笑。奥の軍曹横で家族、友人と来ているらしい。最近、高い竿を購入したらしい。

軍曹、okacyanさんが戻っていき、夕暮れになっても、竿を揺らすのはサバとコノシロ達だけ。

時々、ワン切りで竿を揺らす正体不明の奴も混ざるものの、パンダ🐼さんがアジ1を釣り上げたが後続無しの、はぐれアジ。

試しにトリック仕掛けにサバ切身を装着したら、コノシロは釣れない代わりにサバが連発。しかし最大でも27センチ。

隣のお子さん達は、トリック仕掛けに興味津津。長い竿が良いの?竿掛け?次はサビキじゃ無くて、トリック仕掛けにしてよと親を困らせていました。

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何だかんだで、陽が落ちて、お子さん達は片付けを開始して撤収して行きました。パンダ🐼さんがカレイ釣り仕掛けを回収すると、立派なアナゴが釣れて来ました。

これじゃ無いんだよなぁ〜、と言いながら〆て血抜き&ワタ抜きして、水汲みボトルに入ってる。

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20:00過ぎに、ヨコハマ・ランドマーク前あたりから、花火がポンポン。約10分間、次々と花火が打ち上がっていました。

先週は風が強くて、高く上がらず流されてましたが、本日は無風の為、高く、綺麗に開いた様子が遠方出来ました。

21:00過ぎに凄く眠いらしく、パンダ🐼さんは、さっさと帰宅。okacyanさんの家族、友人も22:00前に帰宅。昼間の混んでいた釣り場ガラガラ。

軍曹は買出しとかで不在。サバは消えてしまい時々、コノシロが竿を揺らす程度。場所を移動しても同じ。

ぶっ込み竿には、全然、あたりが無く、回収しても、全然、喰われていない感じ。どうやら、アナゴは留守の様子。

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帰りそびれてしまい、時刻は午前0:00過ぎに。やはり、この時間になるとメチャクチャ、寒い。

釣り用ジャケット下に着込んだ、電熱ヒーター入りベストの温度設定を強に。首回りや背中、お腹まわりはポカポカ。

しかし、足や腕は寒い^ ^やはり、もう、オールでの釣りは今日で最後。トリック仕掛けも取れ高が落ちてるから今年は封印だな。

結構、サバは釣れたし、自宅冷蔵庫中にも、サバの切り身がパック詰めにして満杯。

次回は、胴付き仕掛け&ぶっ込み仕掛けだけにすれば、クーラー&竿ケースにリール、仕掛けを入れれば軽装備で釣りが出来そう。

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暇なんで時々、ワン切りする奴の正体を突き止める為に、竿を手持ちにして、グンとアタリが出た瞬間に合わせをくれてみました。

すると、手元に手答えが。巻き上げると、正体不明のサカナは、20センチそこそこのコハダでした。スレでヒット。

生かしておく為、針をつけて泳がせ。沖に向かい走ったり、左右に走ったりとなかなか元気に泳ぎまくる。

左手の釣り人に声を掛けられて、ふれーゆ裏に初めて来ました、シリヤケイカ狙いです、と言うので、色々とレクチャー。

何でも普段は、神奈川の西よりの小田原周辺あたりでアオリイカを釣っているんだとか。

シリヤケイカの産卵による接岸は4/末くらいで、ふれーゆ裏でも、6/中ぐらいまでは釣れていますが、ピークは5月。

シリヤケイカの寿命は約1年らしく、7月頃には深場に移動。代わりにタコ🐙が釣れ出します。(たぬきでは無く、名人ペイトンさんの領域。たぬきは尻尾があるサカナ専門)

3:00を過ぎると、続々と釣り人が来訪。4:00過ぎに軍曹が朝から、ハイテンションで出勤。コハダを受け渡し。

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夜が明け始めると川崎、扇島、つばさ橋の空が紫色に染まり出して、それは綺麗なグラデーションに。空には星が光り雲が流れる。

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そして、朝焼けに変わり、陽が昇る頃には、釣り人でいっぱいに。

さっさと道具を片付けて、ふれーゆ発の6:50始発バスで帰宅帰宅しました。あゝ、また、つまらぬモノを釣ってしまった。

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本日の釣果

アジ0、コノシロ23(オール・リリース)、コハダ(軍曹の泳がせ釣りに^ ^)、サバ13

中々の散々な結果でした。サバは1/3は近所にお裾分け。1/3は包丁でヌメリを取り、塩で揉み込んで流水洗浄。

サバはワタ抜きしてから、ぶつ切りにします。皮が剥がれないように、両面には切込みを入れます。

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サバの生臭さを取るには霜降り(湯洗やね^ ^)が一番。流しにまな板を置き、ワタ抜きした、ぶつ切りサバを並べて熱湯を。

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表裏にかけたら、冷水で洗い、残った血合いを綺麗に取って洗浄。ペーパータオルで水気を拭き取り、レモンを絞ります。

サバ味噌のツユは、酒1、みりん1、水2、砂糖適量(お好みで)、七味を少々。味噌はだしの素入りで、適量。

ツユの量はサバが半分くらい浸かる程度が適量になります。鍋でもフライパンでも構いません。

醤油を少々加えると、風味が増します。臭み抜きに生姜の輪切りを4〜5枚。ネギの青い部分を5センチ位に切り、数本加えます。

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そして、サバを入れて中火で煮立てます。強火にするとサバが煮崩れてしまいます。

途中でアクを取り、ガスの火を止めて常温まで冷まします。この冷める間に、サバに味が染み込みます。

冷めたら、サバを取り出します。そして、ツユの量が半分くらいになるまで煮詰めます。

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煮詰めたツユに、再び、サバを入れて一煮立ちしたら、完成です。サバを皿に盛りつけて、タレをかけて完成です。

30センチ以下のサバは、まだまだ、脂の乗りが足らないし、腹身も小さいので旨味が足りません。

焼いても美味くない。油で丸揚げか、サバ味噌が旨味が出て美味しく食べられました。それでも、30センチオーバーの丸々したサバの旨味には、敵いませんけどね。

アジが釣れず、この程度のサバしか釣れないなら、今期のトリック仕掛けは封印。ジグサビキと、ぶっ込み仕掛けの荷物軽量で、冬はやろうと思います。

来年の正月明けには、本牧海釣り施設の様子も、見てこようかと、企んでおります。

2021年 通算成績(釣行24回目) アジ141 豆アジ(小アジ含む)15 アナゴ8アカエイ9海タナゴ1コノシロ234コハダ2サバ1小サバ567(30センチ以下のサバは小サバ^ ^) カサゴ1カタクチイワシ1066 マイクロイワシ60 キス1サッパ1ヒイラギ2スズキ1 フグ1 ボラ1

貰ったアジ1 貰ったクロダイ1、貰ったタチウオ1