ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

TANUKI Rod keeper V3製作^ ^(竿休め20200329)

歌:和田アキ子

作詞:阿久悠

作曲:森田公一

コノシロ釣れて臭かった

コノシロには独特の匂いがする

かみさんにさばいてと頼み込んでも

換気扇廻して さばけと言う

裏は今コノシロの海

コノシロを枯らすのはタヌキ

裏は今コノシロの海

コノシロを枯らすのはタヌキ

冷凍庫の中はコノシロでいっぱい

サバならばこんなに釣れやしない

大黒やふれ裏にアジが来る事を

信じたい心が崩れて来る

裏は今コノシロの海

コノシロをさばくのはタヌキ

かみさんは鼻つまむだけ

コノシロをさばくのはタヌキ

裏は今コノシロの海

コノシロをさばくのは タヌキ

裏は今コノシロの海

コノシロをさばくのは タヌキ

うるせぇよ( *`ω´)/〜>* ))))><

朝からみぞれが降るし、雪も降る。コロナウィルスは蔓延している?し、今年の桜は散々だなぁ。

明日も自宅でテレワーク。座りたぬきならぬ、座りブタ。このところ、腰痛も気になるところ。

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3月のふれーゆ裏は、どの場所で釣りをしていても、コノシロが釣れてくる状況が続いています。

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結構、さばくのは臭いし、大変だけど、キチンと処理をして、昆布&レモン&甘酢漬けにしたコノシロはクセも無く馬鹿ウマ。

なぜ、ふれーゆ 裏、大黒海釣り公園、本牧で竿掛けが必要なのか?疑問に思った方も多いはず。理由は簡単で、イワシ、アジ、サバは回遊魚だからです。

回遊するまで手持ちしていたら、疲れるだけ。回遊している時なら、サビキ仕掛けのみでコマセも不要で竿を上げ下げ、仕掛けを上げ下げするだけで釣れます。

いつ、群れが廻るかわからないし、少しでも柵から離れた場所に仕掛けを送り込みたい!と言うわけで、ズラリと竿掛けが並ぶわけです。

市販の竿掛けを買っても良いのですが、手作りすると、愛着もわきます。そこで、たぬき親父も自作竿掛けの制作を始めました。

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初期は竿受け部に、自転車用荷掛けフックを使い、重たいカゴ竿を保持できる補強を入れたV1、木材で簡易型に作成したチープなV2。

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もっと軽くて、部品点数を減らして、構造も安直に。組み立て時間を1時間以内に短縮したのがV3です。

竿受け部は、エンビパイプを利用、角度をつける為、すっぽ抜けて竿が落下するのを防いでいます。

欠点は、角度をつけすぎると、デカい魚がヒットして、下にグイグイと引っ張り込み、ドラグが唸る場合に、竿にテンションがかかってしまい、竿を竿掛けから抜くのに力がいるくらい。

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角度をつけると、重心も高くなり風には弱くなる。クマさんに制作したのが、ロータイプだけど使い勝手は良い様子。

いまだに、試行錯誤中だけど、まぁ、良いでしょう。そんな所も、ご愛嬌と言うモンですよ。嫌だなどうも。

作り方を順番を追って説明して行きますので、是非、作ってみたいと言う方は、ご参考にして下さい。

1、部品点数の確認

部品点数も極力少なくして軽量化。クランプ時の低重心&軽量化をはかっています。

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①F型クランプ×1

100均ダイソーの工具売場で販売している商品で200円。市販の竿掛けクランプの部分は、これよりもチャチだから、これで充分。

②ステンレス取付け金具100mm×2

2個で100円。これは竿受け前側に使用します。150とか200も販売しているので、仰角を取りたい場合には、そちらを利用します。

③ステンレス取付け金具75mm×2

同じく2個で100円。こちらは、竿掛け受け側に使用します。

④ステンレスL型金具×1

こちらも2個で100円。実際に使用するのは、1個だけ。竿掛け前の右手側にネジ止めして、安定板に。また強風時に、柵とゴムバンドで結束、落下防止に使用します。

⑤塩ビパイプ×1

ホームセンターで販売している、水道配管用の塩ビパイプです。上水用と下水用がありますが、肉厚の上水用を使用しています。

メーター売りで、400円程度。4本は取れますので、1本あたり100円程度。

⑥皿ビス20mm×2

塩ビパイプと竿掛けを固定するステンレスの皿ビスです。座金、ワッシャーで100円。

M4ネジ30mm×4

竿掛け部とFクランプを固定します。座金、ワッシャー込みで200円程度。亜鉛処理を利用していますが、錆びにくいステンレスネジがおススメです。

化粧用アルミテープ&ビニールテープを使用していますが、無くても機能的には何の支障もありません。

好きなイラストをPCで書いて、シート化した物を貼り付けるとか、大漁祈願のお札を張るとか?良いかも知れませんね。

2、クランプ部分の組み立て

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Fクランプにネジどめをしていきます。緩みどめに、ワッシャーをつけて締め込みます。右手側にL型金具をネジで固定して完成。

3、塩ビパイプの穴あけ

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竿掛け部のサイズ、穴位置にマジックペンで印をつけてから、穴あけ作業を実施します。

塩ビパイプは簡単に溶けます。半田ごてを加熱して穴あけしていますが、勿論、電動ドリルでも良いし、鉄串をガスコンロであぶり、穴空けしてもOKです。

火器注意!換気をして周囲に注意して、作業を実施しています。穴の周りをヤスリで削り、整えたらアルミテープを巻き込んで完成です。

4、塩ビパイプのネジ止め

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パイプの内側から、皿ビスを入れて、竿掛け側から、ワッシャー、ナットで締め込んで固定をします。

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塩ビパイプ後部に、フックをつけていますが、これは仕掛けを止めたり、雑巾をぶら下げたりして、重宝しています。

以上です。竿を支えているのは、200円のダイソー製クランプです。ホームセンターで、もう少し良い物も販売していますが、1500円前後の商品。

それでも、市販品の竿掛けよりは安価ですので、クランプがチープで物足りない、なんか、頼りないと感じた方は交換してみてくださいね。

実物は、ふれーゆ 裏で眼で見て確認してみて下さいね。え〜っ?作れないよ!という方は、釣りをしている、たぬき親父に声をかけて下さいね。

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ではでは!外出自粛規制解除後の、ふれーゆ裏や、大黒、本牧でお会いしましょう。