ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

アジ学^ ^入門(雑学)20171215

アジの能力やら習性を総括した、
タヌキ親父の独断と偏見満載の
結果報告です。

結論!アジは、

「新橋界隈のリーマン親父に良く
似た生態」

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と言えます。( T_T)\(ーー;)

なぜならば、
赤やピンク、オレンジの色調やら
怪しげなネオンサインに弱く、
芳しい匂いにも誘われる。

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好奇心が強いが警戒心も強い。
基本は夜行性では無いが、夕まず
めから深夜にかけて徘徊する。

ほらほら、共感出来るよね?

基本は弱いので群れて行動するが
時々、単独ではぐれて行動する。

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鈍そうに見えて捕獲時の能力も、
以外と早いし逃げ足も早い。

外敵にはめっぽう弱い。

なんだ?俺の事じゃん!
( T_T)\(^-^ )

そんなわけで、本題のアジ学の始
まりです。(前置き長い^ ^)

え~、
去年の大黒海釣り公園は、サバが
押し寄せていて、年末まで盛況だ
ったのに、今年12月はサバもイワ
シも姿を消して釣り客激減。

そんな中で、アジだけが朝まずめ
夕まずめに釣れ続けています。

夕まずめも、日の入りが早くなり
15時半~16時位からアジが釣れ出
す様です。

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大黒は冬時間営業で、17時半閉園
なので片付けを考えると17時位に
納竿で、「これからなのに!」感
があるので、今は、ふれーゆ裏に
通っています。

ただ、最近のふれーゆ裏の夕まず
めは、大黒と同じく15時半位から
始まり、17時半位に終わる感じな
ので、アジ狙いとしては、大差が
無いのかもしれません。

17時半以降はポツポツ釣れるか、
全く釣れないかの二極化で、これ
は運次第。

夕まずめも、1匹くらいしか釣れ
ない時もあれば、出した竿全部に
かかる群れの時もあり、何とも言
えませんが、大なり小なり、ふれ
ーゆ裏にはアジが回遊しています。

アジがどんな時に捕食の活性が、
あがるのか?今年の春くらいから
考えながら釣りをしていますが、
試行錯誤を繰り返しています。

生物学に詳しいわけじゃなくて、
専門は半端な知識の工学なので、
んな訳ないじゃん?的な事も多々
あるかも知れません^ ^

エサを捕食するには、
外的要因としては、照度、水温、
潮流、塩分濃度かな?

感覚的な要因としては、
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚。

後は記憶と学習能力?^ ^

照度は「アジは明るい所が好き?」
エサになるプランクトンが湧くから
とか、明るい所と暗い所の境目が、
好きなんだとか諸説ありますね。

隣の投光器が消えた直後から、
アジが入れ食いになった経験があり
ます。

明かりの色も、青がとか緑とか?
そもそも、アジは色彩を認識出来る
ものなのか?

調べたら、「識別できる」様です。
色彩の波長が短い色が良く見える
様で、赤→ピンク→オレンジ→黄
緑→青の順番らしいです。

そういえば、アジの船釣り定番の
エサは赤タン(イカを赤染めした
物)だし、オキアミはピンク。

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見える=危険を察知する能力もある
みたいだし、野生動物の基本は臆病。

明るすぎても、警戒感から敬遠する
みたいだし。

アジングで、ワーム色やらも決めて
になるみたいだから重要なファクタ
ーなのかも知れません。

アジング名人のたろうさんに、お聞
きしてみたいですね^ ^

色々、ネットで調べると視力は良い
魚では無い様子。でも動体視力と、
流線形の魚体からも想像できる、
抜群の瞬発力と遊泳力の持ち主。

アジ型体型はカツオやマグロも同じ
らしく、体の後半と尾びれを動かし
て遊泳するタイプだそうです。

瞬発力は抜群。だから針がかりした
時に、竿先をガンガン揺さぶるのも
納得です。

あちこちで調べると、アジは体長の
5倍の速度で泳ぐらしい。

適当に計算^ ^すると、25センチの
アジで推定時速は15kmくらい。

え?大した事ない?
いやいや、アジの10倍サイズの、
マグロは時速80kmくらい。

身体が大きければ、これだけの
速度が出る流線形です。

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秒速で1.5~5m位のアスリート^ ^

持久力は酸素運動消費量からみると
15~30分くらいらしい。

参考になるかな?

旧日本軍の潜水艦が大体、同じ位の
海中航行速度。

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そのアジが海中で獲物を見つけて、
まっしぐらに食いつき、竿を揺らす
わけか?^ ^

暗闇でも、静止したエサに飛びつく
のは、視覚より嗅覚かな?

アジの鼻は前方にあって、海水を取
り込んでいて、海水の匂いを感じる
事が出来るようです。

撒き餌を潮に乗せて、誘き寄せるの
は理に適っている訳ですね。

実際にサビキ仕掛けで夕まずめで、
入れ食い状態なのが、日没と同時に
釣れなくなることが、何度もありま
した。

そんな時でもアジが釣れていたのが
トリック仕掛け^ ^

これは推測ですけど、アジもサビキ
の仕掛けが見えなくなると、当然、
食わなくなる。

トリック仕掛けはオキアミ餌が針に
ついてるので、嗅覚で食いつくと、
おもわれます。

街灯がある波止なら日没後も夜中で
も釣れた経験があるので、視覚と、
嗅覚、色彩認識も出来るんじゃない
かなと思われます。

活動限界の水温を調べると14℃位
と出て来ますが、個人的には10℃
位でも釣っているので、場所次第。

ふれーゆ裏は左対岸に火力発電所
や右裏にも処理施設があり、暖か
かい排水が出てるらしい?
(未確認です^ ^)

ならば、アジにとっても居心地が
良い場所なのかも知れませんね。

聴覚と言うか、水を伝わる衝撃波と
言うか、エサに群れてる仲間の波動
も捉えていると思われます。

アジの耳は胴体側左右に走るライン
が水圧の変化を感じる事が出来る、
仕組みなんだそうです。

まとめると、高角度な視野と優れた
動体視力。色彩識別も出来る。

海水の匂いを察知して水圧計を装備
なんて、凄いなぁ。

新橋の親父なんて、とんでもないな、
アジ様様でございます。

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ここまで読んでいただいた皆様、誠に
ありがとうございます。

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では、ふれーゆ裏で16時に、お会い
しましょう!