ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

特別警戒開けの、ふれ裏へ^ ^(第9回ふれーゆ裏釣行20200530〜31)

地球へ(テラへ)

歌:ダ・カーポ

作詞:竜真知子

作曲:小田裕一郎

替え歌で、「裏へ^ ^」

わけのわからない コロナのために

3密にならない 釣りは自粛(TT)

それは 釣り馬鹿には 苦痛

肥えまくる テレワークの導入

ああ 孤独が 胸を包む

ああ ソーシャル ディスタンスってなに?

今は もう遠い ふれ裏

行きたい 油臭い 潮風

※Coming home to fure wura

Coming home to Terra

昼は釣れない その名は fure wura(ふれ裏)

Coming home to fure wura

Coming home to fure wura

釣れない その釣り場は 

fure wura(ふれ裏) fure wura(ふれ裏)※

もう 行くなら 給料は出ない

もう 家からも 追い出されてしまう

グダグタの 特別警戒解除で

めざそう 昼は釣れない釣り場

(※くり返し)

マジ、うるせぇよ( *`ω´)/〜>* ))))><

やっと、神奈川県に発令されていた、コロ助緊急事態制限が解除された最初の土曜日5/30(土)に、ふれーゆ裏に出撃しました。

4/2から発令された緊急事態制限では、不要不急の外出は控えるように!との一文で釣り=不要不急だよね?と曖昧な解釈。

ヒマなマスゴミによる、混んでるかの様に報道するオープンスペースの釣り場も取り上げられて、この時期に釣りをする奴は悪^ ^

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江ノ島城ヶ島、三崎などは駐車場も閉鎖。横浜市も有料釣り施設を全て閉鎖。能天気なたぬき親父も空気読み自粛に。

会社は出社禁止。全てテレワークに。昭和年代のたぬき親父ですが、一応、SEの為、対応的には問題なく業務は出来ております。

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やっと、緊急事態制限解除!やった!会社に行けるぜぃ。焼鳥屋にも鰻屋にも、ラーメン屋にも行ける!(仕事じゃ無いんかい!)

と、思ったら、会社から緊急事態制限後の対応通達。「6月いっぱいは、好評につきテレワーク継続します。6月以降は別途、改めて通達します」と連絡が。

マジ?今回の緊急事態制限解除で「出社禁止」から会社が許可した場合に限り、事前申請、審査の上、出社許可に変更とか。

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まぁ、いいでしょう。アリが10です、20です。コロ助蔓延騒ぎの中、満員電車にも乗らず、通勤時間ゼロの快適生活(TT)

取り敢えず、県外移動でも無く、自宅から約1時間で行ける、ふれーゆ裏に釣りに行けるようになりました。

更に、6/1(月)から横浜市有料釣り施設3ヶ所も開園(大黒、本牧磯子)のニュースが飛び込んで来ました。

但し、3密防止の為、入場制限があるようですので、行かれる方は事前に同施設のHPを確認の上、お出掛け下さい。

さて、5/29(金)のテレワーク業務終了後に、近所にあるキャスティングに。会社帰りのリーマン、自営業の方々で店内は賑わっておりました。

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しかし、コロ助自粛の影響で来店者数が少なかったせいなのか、普段は売り切れているトリック仕掛けも在庫どっさり。

webで購入した方が安価なのでスルーして、アミコマセ2ブロック(2kg)を購入して、さっさと帰宅。

急いでパッキングを開始。翌朝に準備する物を除いて準備完了。翌日、現地集合する会社の上席にメールを入れて就寝。

翌朝、朝食を取り朝風呂に入り、着替えをして準備万端。天気も快晴。顔や腕に日焼け止めクリームを塗りまくり。

11時過ぎに出発。電車に乗り込むと座席は空いているのに、1席飛ばしで腰掛けしているコロ助新ソーシャルディスタンス風景。

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鶴見駅で降りると駅ビルは営業中で、そこそこには顧客が戻って来ている様子。ふれーゆ行きのバスは、ふれーゆ休館中の為、間引き運転中。

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午後12時台は運行数1本のみ。まぁ、運休していないだけマシ。到着したバスは前側の2座席がロープで封鎖。

運転手への感染防止対策と注意書きが。中々、大変な世の中。ふれーゆにバスが近づくと、東亜合成前を過ぎた辺りから、駐禁じゃない4車線道路左右には、見た事が無い車列。

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ふれーゆに到着すると、休館で閉鎖されている駐車場前の道路には駐禁看板とコーンがずらり。

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ふれーゆ左手の従業員駐車場通路を抜けて、とんがり屋根の植物園を抜けて、約2ヶ月ぶりにふれ裏入り。

ふれーゆ裏は、通年の5月連休並みの混雑。とは言え、釣り人間の距離は5m以上は離れている状態。

通用口正面に、釣り人と雑談している軍曹を発見。向こうも、こちらに気がついて、ニコニコしながら声を掛けて来ました。

軍曹

「こりゃあ、まぁ、久しぶりだな。生ぎでだのが?」

たぬき

「お久しぶりです。お元気そうですね?コロナの影響で釣り自粛になり来る事が出来なくなっていました」

軍曹

「コロナなんか関係無えがら来ればえのに。俺なんか元気いっぱいだ」

たぬき

「イヤイヤイヤ。ふらふらしていると、会社をクビになってしまうんで来れませんよ」

軍曹

「そうかそうか。しょうがないなぁ。ここ、開けてやるから、ここさ、入んな」

通用口正面の左手に場所を開けていただき、荷物を降ろして準備開始。アジは中々、回遊が不規則らしく、廻ったり回らなかったりの状況らしい。

右手は3本竿を出したイシモチ狙い。朝から釣りをして、まだ1匹しか釣れていないとか。

シリヤケイカも、もう盛りを過ぎてしまったらしく、産卵を終えて昇天したイカも数多いらしくて、海面にはイカフネがプカプカ。

軍曹

「いま残っているイカはペアリングに失敗した♂と♀だけだぁ。ポツポツしか釣れてねぇよ。かわりにちいせぇけどタゴが釣れて来ているよ」

たぬき

イカもタコも、まだ、釣った事ないから、少し狙ってみますよ」

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トリック竿を3本出して、仕掛けは蛍光5号Wフック。5.7m&5.7m竿は連結したW仕掛けを装着。

4.5m竿は蛍光5号W仕掛けをシングルで装着。風は在るもの、穏やかだし潮流も緩やかなのでオモリは全て10号を装着。

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準備だけしてルアー竿に百均エギ、オモリ4号をつけてキャスト。着水、着底後、ズル引きをしてあたりを丹念に探る。

14時過ぎに上席ファミリー到着。奥様を入れて総勢4名。左手の場所を開けて隣合わせにしました。

奥様は初対面。上席とも約2ヶ月振りに対面だけど、リモートでは顔を合わせているので

違和感はありません。

奥様が「新鮮なお刺身が食べたい」と言われているので、ここは上席共々、張り切って刺身に出来るサカナを釣らねばと竿を降ろす。

コマセカゴにアミコマセを詰めて、仕掛けを降ろすと、5.7m竿の穂先がグングンと揺れてアタリ取りの鈴が鳴り響きます。

竿を手に取り巻き上げると、たいして抵抗しないけど、重たい手応えが竿に伝わって来ます。海面に姿が見えるとコノシロ姐さんがこんにちは^ ^

3本の竿を代わり番こに、コノシロ姐さんが竿を揺する有様。軍曹が寄って来て、仕掛けからコノシロ外しのアシスト。

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軍曹

「相変わらずの、コノシロ名人は健在だなぁ。バンバン釣り上げて、カラしてくれると助かるよ」

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上席もコノシロを2匹釣り上げる。そろそろ、コノシロ以外のサカナを釣りたいが、竿を揺らすのはコノシロばかり。

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17時過ぎに、左右でポツポツとはぐれアジはが釣れだす。5.7m竿に今までとは違うアタリが出て一番下の針にアジ。

しかし、かかりが浅かったらしく、ポチャンと身をひるがえして帰って行きました。まわりも、はぐれアジがポツポツ。

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それも、一瞬で、直ぐにコノシロ姐さんにチェンジ。結局、アジの群れでの回遊は無しの寂しい夕まずめ

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陽が落ち、あたりが暗くなると、コノシロ姐さんも撤収。いままで揺れていた竿先が揺れなくなり、あたりは静寂に包まれる。

上席ファミリーは19時まで粘ったものの、陽が落ちると外気温も急速に低下。夏服では寒いくらい。

ここで寒さに耐え切れず、上席は撤収となりました。余ったアミコマセを頂戴して、たぬきは釣りを続行。

左手に入った釣り人が集魚灯を点灯。すると、海が光って見えるくらいの爆光。しかし、それでも海からの魚信無し。

21時過ぎに撤収していきました。なんでも、4時間位しか、充電池が持たないんだとか。あの爆光でもアジ嬢は集まらないなら、コレは廻らないかも。

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入れ代わりにBさんが自転車で登場。このところ、ふれ裏のアジは、ご機嫌斜めなんだとか。かわりにフッコ、黒鯛が毎回、1匹は釣れるとの事。

頑張ってね!と左手コーナー先に消えていきました。軍曹も明日また来ると言って、22時過ぎに撤収。

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土曜日の夜。大黒埠頭からは、ローリング族?らしきヤツらが爆音とドリフトのスキッド音がこだましてくる。

つばさ橋を爆音を残して走り去る車の音を聞きながら、折り畳み椅子に座り、ウトウト。

露出している首を狙って、耳元で蚊がブンブン。これは、次回からは、虫除けスプレーと殺虫剤を持参しなくては。

午前3時過ぎから、朝まずめの釣り人が続々と、ふれーゆ裏に入って来ます。此方も、仕掛けを上げて、コマセカゴにコマセを詰めて、トリック仕掛けにアミコマセを擦り付けて、再投入。

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4時半位に、日の出。あたりが明るくなって来て、軍曹も再び、登場。本当にタフな親父さんだ。

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前触れもなく、3本同時に竿が揺れ出して、一晩中、沈黙していた鈴が鳴り響き、竿掛けがガタガタ。

5.7m竿は、23センチのアジ。他の2本はコノシロ姐さん。コノシロは、近所に調理して配る分の10匹だけをキープ。

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次々と竿を揺さぶるコノシロ姐さんは、海面で振り落とし。外れない奴は、釣り上げてメゴチバサミで掴み、魚体を触らないようにして、リリース。

アジは後続なく、1匹のみ。7時で諦めて撤収準備。ブログ友達のcorratecさんとも会う事が出来ました。

朝まずめ前、奥側に入りアジ2匹。残りはコノシロだとか。釣り場情報を交換していると、横浜市金沢区の福浦防波堤が従来の高さより、更に3m高いもので建設が進行中なんだとか。

福浦はタチウオ釣りが盛んだったけど、これで釣りは出来なくなりそう。工業団地を守る為の防波堤だから仕方ないけど。

竿を畳み、パッキングを済ませて、ふれーゆ裏を後にしました。特別警戒開けの、ふれーゆ裏。

釣れても釣れなくても、釣りの楽しさは満喫しました。次回は、6/6(土)に日帰りで出撃する予定です。

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本日の釣果

アジ1

コノシロ35(25匹はリリース)

2020年釣果(釣行9回)

アジ13

海タナゴ8

コノシロ140

ハゼ3

ヒガンフグ1

メジナ

メバル

貰い物

タチウオ2

落としたクロダイ1

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アジはナメロウに。コノシロはウロコをペットボトルのキャップで取り、3枚おろし。塩を振り、冷蔵庫で約1時間放置。

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流水で塩抜きしてから、ペーパータオルで水分を取り去り、ステンレスバットに、コノシロ、甘酢に昆布とレモンを入れて、冷蔵庫で24時間漬け込んで完成。

キュウリと添えて食べると中々、美味いサカナですよ。簡単ですので、お試しください。