ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

嗚呼、アカエイは夜に竿を揺らす^ ^(第22回ふれーゆ裏釣行20211029〜30)

栄冠は君に輝く

歌:伊藤久男 作詞:加賀 大介 作曲:古関 裕而

アンジは〜、去り〜、アッカエイ、あふ、れ、てェ〜

天、高くゥ〜、電子、ウキッ、糸、切れてッ、飛ぶッ、

た〜ぬきよ!いッざ!のんパパは〜、玉網かまえ、あがらない〜、重くて枠、曲がるゥ〜

ああ〜、ア〜カエェ〜イは、竿をォオ揺らすゥ〜

竿をォ〜揺ら〜しィ〜、柵を、叩い、てェ〜沖に走るゥ〜、アカエイの力ぞ!業(わざ)ぞ!

た〜ぬき親父よ!い〜ざ!一投にィ〜、ドラグを、ゆるめ、ア〜カエェイィのォ〜、パワーをいなァせ〜!

ああ〜、ア〜カエェ〜イは、波に揺れるゥ〜

空をォ〜、飛ぶ、ぶっ込み仕掛けェ〜、エサはサ〜バ>* ))))><

切り身、匂える、アミノ酸!の〜んパパよ!い〜ざ!

ハサミ持ちィ〜、たぬきは、助手で!ア〜カエェ〜イのォ〜、キモを、取り出せェ〜!

ああ〜、ア〜カエェ〜イは、キモを抜かれる

どっちもそっちも、どうにも、アカエイだらけ!( *`ω´)/〜>* ))))><参りましたね。アカエイ君。全国高等学校野球大会ファンの皆様、すみません!ちなみに、たぬき親父も野球ファン。

と言う訳で、先週は今季初のメガサバをキープ^ ^潮回りは長潮だけど、「昼間は釣れない、ふれーゆ裏」には関係無し。

10/29(金)は朝から晴天。しかし、北風が強く吹いてる状態。天気予報では、夕方から夜半を過ぎると風は徐々におさまる様子。

8:00から自宅でテレワーク開始。16:30に終了。ネット通販で購入した電熱ベストを着込み、その上からウィンドブレイカー。

寒さ対策をバッチリと施して完全防備。竿を担いでカートを引きずり自宅を出発。急いで最寄り駅に。

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17:30前に鶴見駅に到着。駅前のコンビニで夕食のお握りと飲料水を購入してバス停に。駅前では衆院選無所属新人さんが街頭演説の真っ最中。

中々、足を止めて聞き入る有権者も少ないんだよね。聞き入らせる話術とか、足を止めさせる吸引力が政治家に限らず、プレゼンするリーマンにも必要不可欠。

たぬき親父がプレゼンする場合は、「数回、笑いを取る!」ばかりに注力。しかし、コレがウケないと後はグダグダ^ ^

ふれーゆ行きバスに乗り込み、暗くなった鶴見駅前を後に。東芝西タービンを過ぎると、4車線道路端には釣り人の路駐車両が、チラホラ。平日は、駐車数も少ない。

終点ふれーゆでバスを降り、カートを引きずり、通用口から、ふれーゆ裏入り。さすがに金曜日夜は釣り場もガラガラ。

しかも、晩秋に差し掛かり、外気温10℃^ ^冷たい北風が吹き、体感温度は5℃前後。いつもの場所に軍曹の姿ナシ。

通用口の左側少し先に荷物を降ろして準備開始。左手でルアーをキャストしてる釣り人に話しかけると、全然、ダメとの事。

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5.7m竿に特注蛍光7号Wフック・フロロカーボン・トリック仕掛け(針10本仕様)をつけて投入。

4.7m竿は、蛍光8号Wフック+蛍光7号Wフックを連結。両竿ともにオモリは15号を装着して投入しました。

水汲みバケツに海水を汲み、準備OK、しかし、魚信はナシ!相変わらずの檄シブさは変わらず。

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実釣開始は18:30で周囲は真っ暗。大黒埠頭のオレンジ色の光がキラキラ。つばさ橋を渡る自動車騒音が響く、ふれーゆ裏。

ぶっ込み仕掛け竿を2本準備して、ふれーゆ裏で釣れたサバ切り身をセイゴ針16号につけて、軽くチョイ投げ。

19:00ごろに右手奥から、のんパパさんが登場。今日は夕方から、ふれーゆ裏入りして、鶴見川側で竿を出していたとの事。

サバもどきの横走りするコノシロ姐さん2匹が今のところの釣果とか。タチウオは、まだアタリは出ていないらしい。

のんパパさんが釣り場に戻ると、入れ替わりに軍曹が登場。今日もタチウオとワラサを釣り上げたとの事。

軍曹

「おい、コラ!たぬき^ ^アンジが釣れたら、泳がせするから、頂戴。ワラサが釣れたらヤルから。よろしぐ^ ^」

たぬき

「ブクも無いのに大丈夫なんですか?え?良い方法がある?わかりました^ ^」

19:30過ぎに、ぶっ込み竿がガタガタ揺れて、柵に縛りつけたゴムバンドごと引きずりこむアタリ。

慌てて竿を掴んだものの、手応え無し。巻き上げるとサバの切り身が無い。どうやら、すっぽ抜けた様子。

動かなかった潮が右から左に流れ出して、海面下にはイナ(ボラの幼魚)、コハダが群れをつくってパシャパシャと泳ぎまわる。

コイツらはトリック仕掛け針が大きいので、スレ以外では喰って来る事が無い。時々、セイゴが追っかけて群れが散り、海上にイナが跳ねる。

19:40過ぎに沈黙していた5.7m竿の竿先がグイッと引き込まれて、規則的にユラユラ、アタリ取りの鈴が鳴り響く。

巻き上げると18センチの、ふれーゆ裏レギュラーサイズのアジ。水汲みバケツの中に放り込む。

20:00に再び、ぶっ込み竿を引きずり込む様な、大きなアタリ。竿を手に取ると、ドラグが音を立てて道糸が出て行く。

無茶苦茶、重いアカエイの引き込み。かなり、デカい奴らしい手応え。近寄って来た軍曹に竿を手渡し。

たぬき親父の玉網は50センチサイズなので入らない為、のんパパさんの所に行き、応援を要請。

玉網を持った、のんパパさんと戻ると、竿を置いた軍曹が、抜けちゃったとペコリ。どうやら、針がかりが浅かった様子。

軍曹は水汲みバケツのアジを、大きなバケツに移動。海水を定期的に注いで空気を混入。アジ飼育を開始。

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22:00に4.7m竿左手に出した、ぶっ込み竿の鈴が鳴り、大きなアタリが。竿のゴムバンドを外して合わせるとググッと引き込む。

手応えは強いものの、ドラグは鳴らずに巻けてくる。途中で何回か強烈に引き込むので、フッコ?かと思ったら、58センチの太いアナゴが海面下に。

そのままゴボウ抜き。軍曹が針を外して〆てくれました。水汲みバケツに放り込んで、しばらく血抜き。

沈黙していた5.7m、4.7m竿が揺れ出して、竿先がズドン。これは27センチサイズの頭だけがデカい痩せたサバ。

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5匹くらい釣れたところで群れが散った様子で、急に引かなくなる。左手、右手の釣り人が帰宅。

鶴見川側にいる、のんパパさんに声掛け。空いた左手側に移動。23:00過ぎに、ぶっ込み竿に再び、大きなアタリ。

竿を手に取ると、ズシン!と来る手応え。20分くらいのやり取りで足元に寄せると、幅で60センチ程度のアカエイ

のんパパさんのアシストで引きずりあげる。かねてから、アカエイの肝を食べてみたい、のんパパさんはハサミ✂️を持ちオペ開始。

たぬき親父は助手^ ^ウェットスーツの様なゴワゴワしたアカエイのハラを切り裂いて、キズをつけない様に取り出し。

肝はカワハギの肝と同じような灰色がかった茶色。綺麗な色で、臭みも無い。しかし、巨大な肝。

たぬき親父はヒレを切り取り、試しに皮剥ぎしてみたところ、無茶苦茶、剥がしにくい。一応、水汲みバケツに入れて晒してみたけど剥がしにくいので断念^ ^

23:00過ぎに、再び、ぶっ込み竿を引きずりこむ様な大きなアタリ。コレは合わせるまでもなく、沖に向かってダッシュ

50m近くダッシュして、ようやく停止。ドラグを締めてポンピングでリールを巻き取り。中間近くまで巻き上げると左右にダッシュ

手前まで引き寄せると海底に張り付いて、最後の抵抗。しばらく放置して動き出したところでドラグを締めて引き寄せ。

海面下に姿が見えると、先程のアカエイよりふた回りくらい巨大な巨体。軍曹が、たぬき親父のフレーム枠50センチの玉網を持ち、アシスト。

竿を緩めて、アカエイヒレが丸くなったタイミングで、ライディング成功。重くてあがらないと騒ぐ軍曹にかわり、玉網を持ち竿をたたみ引き寄せ。

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無茶苦茶、重くて1人では持ち上がらず、のんパパさんと玉網の枠を掴んで、引きずりこみが何とか成功。

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幅80センチはあるし、アタマから尻尾先まではメーターサイズのアカエイ。此方も、のんパパさんがオペ開始。

たぬき親父は助手。2回目となると、のんパパさんのハサミ✂️さばきもスキルアップ。しかも、今回の肝はデカい。色は綺麗。

肝を抜いてリリース(リリース?と言うのか?どうか、、)、いつもの様に玉網の柄で押し出しして、海にドボン。

クーラーにはアカエイの肝しか無いと嘆く、のんパパさん。まぁ、マイクロイワシが廻り出したので、タチウオのワンチャンが期待出来るかも?

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午前0:00を過ぎると、サバのアタリも散発的になり、しまいには引かなくなりました。

2:00過ぎに足元の海面下で、手のひらより小さい、白いサカナが数匹でウロチョロ。よくみるとヒイカ

軍曹と覗き込んでいると、のんパパさんが玉網を出してヒイカすくいにチャレンジ。しかし、ジェット噴射のヒイカは素早い。

イカすくいは失敗。北風はおさまったものの、海沿いの外気温は更に低下。電熱ベストの出力をMAXにして対応。

首に入っているヒーターとお腹部分に入っている奴が心地よく暖めてくれます。背中に入ったヒーターは、あまり体感出来ませんが折り畳み椅子に腰掛けると暖かさを実感。

夜明け前にバッテリーが切れたので、予備バッテリーに交換。温度設定をMAXにしなければ、一晩中、ポカポカ。

脚はパッチの上にズボンだけなので寒い。雨ガッパのズボンを着用して寒さしのぎ。次回は電熱パンツも購入だな。

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軍曹は寒さ対策で上下雨ガッパを着込み、泳がせ用アジの水汲みを30分おきに実施。この為、アジは元気に泳ぎまくり。

3:00過ぎに、のんパパさんの電子ウキが揺れて、たぬき親父が見ている前で波間に消し込み。しかし、しばらくして餌を離したのか?再びウキが上昇。

どうやらタチウオが餌を離してしまったみたいで、その後、引き込み無し。結構、電子ウキ釣りも繊細で難しい。

ぶっ込み竿には複数回、アタリがあったものの、乗らずに終了。のんパパさんはアカエイの肝を積んだクーラーボックスのみの釣果で4:00前に帰宅。

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夜明け前、周囲が少しずつ明るくなると、扇島に朝焼けが広がり、川崎方面まで明るくなって行きます。

軍曹

「たぬき〜、ワラサ釣れたら、どうやって持って帰る?ちっこいクーラーしか無いべ^ ^」

たぬき

「(なんか、釣り上げた気分でいる^ ^)以前、スズキを釣った時はビニール袋に詰めて、リュックから尻尾だして帰りました」

軍曹

「んだば、心配いらねェな^ ^待ってろよ。でっけェ、ワラサを見せてやっがら^ ^」

軍曹は竿を出してスタンバイOK。適当な針が無いようなので、セイゴ針16号を軍曹に提供。一晩中、海水を定期的に入れ換えて飼育したアジを針につけてキャスト。

すると、アジだけが、ピュ〜ッと先行して、ポッチャン。キャストの勢いで針からハズレたらしい^ ^軍曹がっかり。一晩中、海水をくんで世話したのに。

すると、左手奥から80センチのワラサをぶら下げて常連さん登場。タイミング悪く、軍曹に見せびらかしに来ました。

軍曹はショボン。しかし、諦めないのが、この親父。ルアーをつけて遠投。数投目で、ワラサ?スズキ?らしきサカナを引っ掛ける。

しかし、乗ったのも束の間で、痛恨のすっぽ抜け。今度は、左手奥から常連さんがタチウオを片手に見せびらかしに^ ^

益々、落ち込む軍曹に、たぬきから、イワシにクリソツなジグをプレゼント。これで、ご機嫌が回復。

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通用口を通って、茶色の大型犬🐕を連れた、常連のルアーマンがご出勤。早速、犬と戯れる軍曹。

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朝日は完全にのぼったものの、アジは廻らず、サバさえも廻らない状態。仕方無く片付けを開始。

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ふトスさんも登場。釣れたサバいる?と聞いたら、サバ干物に失敗して生臭くて不味かったらしい。

当面、サバは良いやとなったらしい。サバは、ヌメリを包丁と塩、流水で取り、開いたら、塩振りして金属バットか皿に斜めにおいて約30分程、放置して臭み抜き。

良く流水で塩を洗い流したら、レモン等柑橘類を絞り、風味付け。サバ味噌は、霜降り(湯引き)にして臭みを抜きます。

要は熱湯をぶっ掛けて臭み取り。直ぐ氷水で〆てから、酒、みりん、味噌、醤油少々、生姜、ネギの出汁で煮付け。

干物は霜降りせずに、海水より少し濃い目の塩水(塩加減は、お好み次第)に昆布を入れて味付け。

サバの開きを1〜2時間漬け込み。水気を切り天日干しで2日、冷蔵庫なら3日で干物は完成と簡単にレクチャー。

サカナ料理は臭み取りがキモ。ここを手抜くと台無しに^ ^臭みさえ抜けば、ボラさえも、高級食材。

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軍曹、ベテラン勢に挨拶をして、鶴見駅行きバス🚌に乗り込み帰宅の途につきました。帰宅帰りに朝マックで朝食。

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本日の釣果(五目釣り達成)

アジ1、アナゴ1、アカエイ2、サバ10、カタクチイワシ20

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アナゴは毎度毎度の3枚おろし。アラ&骨は味噌汁の出汁に。アナゴは、かみさんに天ぷらにしてもらいました。

サバは全て、ぶっ込み釣り用の餌に加工する事にしました。

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サバは3枚おろしにしてから、塩、アミノ酸(味の素)を振り2時間漬け込み。小分けして冷凍パックしました。

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次回は11/5(金)夕方から出撃する予定です。夜はマジ寒くなりました。風邪に注意して釣りを楽しみましょう🎣