ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

奇跡?16:15にアジ嬢早帰り^ ^(前半)第25回ふれーゆ裏釣行20181123

「東京ららばい」
の替え歌で「ふれーゆららばい」

午前三時の横浜湾は
大黒の埠頭のライトで揺れる
誘う釣竿 三本並べて
まるで釣れない 竿先揺れない
苦い瞳をしてポカリをあけた

名前は?そう仇名なら たぬき
生まれは?そう 東京の王子
ねんねんころり ふて寝して
眠りましょうか

ふれーゆララバイ
トイレない 水場ない
鼻みずもたれるけど
ふれーゆララバイ
竿ゆするサカナない
だから朝まで
ないものねだりの子守歌

午前六時の ふれーゆ裏は
海水くんで コマセを流す
臭い両手に サッパのウロコ
馬鹿な親父の言い訳がする
朝まずめ外してカートが重い

外した?そう数知れないわね
スカされた?もう慣れっこみたいよ
帰りのバスで 寝ころんで眠りましょうか
ふれーゆララバイ
夢がない明日がない大黒も釣れてない
ふれーゆララバイあなたもついてない
だからお互い
ないものねだりの子守歌

おデコさ そうみんな同じよ
コマセやるよ いい捨てるほどあるわ
ねんねんころり寝ころんで
帰りましょうか

ふれーゆララバイ
柵がある があるタヌキいる
つばさ橋も見えるけど
ふれーゆララバイ倖せが見えない
だから釣るまで
ないものねだりの子守歌

うるせぇよ( *`ω´)/

今週末は三連休、大黒や本牧は、
ファミリー層で満員御礼は見え
てるので敬遠。

ここは、やっぱり近くて空いて
いて、昼間は釣れない、ふれー
ゆ裏に出撃する事に決めて22日
(木)終業後に新橋駅前上州屋
でアミコマセ2kgを購入。

サビキコーナーで使えないオモ
リをセット販売しているトリッ
ク仕掛けを真剣に選んでる中年
を見かけて、口出ししようかな
と思ったけど面倒だから辞めた。

自宅に帰りコマセは野外放置し
て自然解凍。

翌日の23日(土)は快晴だけど
風が少し吹いて外気温も低め。

大黒、本牧は満員御礼なので、
溢れた家族連れが、ふれーゆ裏
にも廻って来るかも。

今回の釣行は久々にかみさんも
参加。13時過ぎに自宅を出て、
鶴見駅コンビニで買い物。

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肩からは4本竿+玉編み入りの
竿掛けケースとColemanの折り
畳みイス入りケース。

これだけで8kgはあるのに、
更にくーラー、パッカン、竿掛
を括り付けたカート、背中には
リュック。

完全装備の重武装(`_´)ゞ

かみさんは手提げバッグのみ。

いつもの、ふれーゆ行きバス停
に行くと、ベンチに長老発見。

たぬき
「こんにちは、ご無沙汰してま
す。今日はゆっくりですね」

長老
「黒鯛用の竿を作っていたら、
出るのが遅くなっちゃったよ」

嬉しそうにお手製の穂先2本を
出して披露。ほんと、器用な、
爺様だ。

一緒のバスで情報交換をしなが
ら、ふれーゆに到着。

なんでも、このところのアジは、
夕まずめ前の早い時間帯に回遊
しているそうだ。

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さすがに三連休初日とあってか、
結構、混んでる。長老は左手コ
ーナーを曲がり奥に消えていき
ました。

コーナー手前ではサビキに小さ
なカタクチイワシを掛けて喜ん
でいる。

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コーナーには良く見かける遠投
の釣り親父が数本の竿で爆撃、
ちょうど、良型のイシモチを釣
りあげていました。


こちらはコーナーから20m位の
所に飽きを見つけて左右釣り人
に挨拶。

たぬき
「釣れてますか?」

釣り人
「ダメですね。さっぱりです」

たぬき
「風も無いし、大潮の割には、
潮の流れも緩やか。まぁ、
これからですよ」

いつもの様に準備開始。まず、
5.7m竿にアミカゴ、トリック
仕掛け7号Wフック×2、サバ
が来ると仕掛けを持っていかれ
るのでオモリは15号。

ベタ底から30センチ切って投入
したが生体反応皆無。ま、昼間
の、ふれーゆ裏はこんな感じ。

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次に4.7m竿『百鬼丸』にアミカ
ゴ、トリック仕掛け7号、オモ
リ15号で、こちらは底から1m
切って投入。

4.5m竿のみ、6号トリックで、
オモリ12号でベタ底。

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この時点で14時45分、日差しは
柔らかで風は冷たいが寒い程で
は無い釣り日和。

準備はOK、おサカナ、カモーン
、、、シ~ン?

おや?サッパも毎回、竿を揺する
海タナ親方、やる気無く竿を揺す
るコノシロ姉さん、横っパシリの
サバ野郎も不在の様子。

仕方ないなぁ、じゃ、2.7m竿に、
スーパーボール+カゴ+8号サビ
キ仕掛けの準備開始。

すると、折り畳み椅子で座って、
スマホいじってる、かみさんの前
で、百鬼丸の竿先が海面に向かっ
てズドン、あたり取り鈴が鳴り響
き、竿掛けまでゆらゆら。

2.7m竿を放り投げて、百鬼丸を掴
むと下に下にと引き摺り込む。

これは先週、釣り上げた?姿が見
えて来ると、27センチのメジナ

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周りが釣れなくても、良型メジナ
を誘い出すとは、さすが歴戦の、
相棒^ ^

ゴボウ抜きすると、クチと暴れた
際に、背中、尻尾と3点に針がか
りしている。Wフックなんで6本
の針に掛かったら逃げられない。

バケツに放り込むと、近くの子供
と奥さんがやって来て、珍しそう
に覗き込む。

かみさん
「もう少し釣ればあげられるから
早く釣って!」

たぬき
「サカナいないし。これ、マグレ
だよ」

その後が続かず、16時になり夕暮
れ時を迎えた、ふれーゆ裏。

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集魚灯×2をパッカンから取り出し
て、落下防止のゴムヒモをつけて、
柵外に出して点灯。

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かみさん
「まだ、明るいのに?」

たぬき
「師匠の、のんパパさんがなるべ
く、早く点灯した方良いと。
アジも暗くなってから点灯した
場所には違和感を感じるだろ?」

その時、
左手3人先の釣り人が18センチ位
のアジを釣り上げた。

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時間は16時15分。今日のアジ嬢は
早帰りらしい。

すると、1番左手に出した4.5m竿
がとっぜん、揺れ出して鈴が鳴り
響く!

たぬき
「かみさん、アジが来た!」

かみさんが竿を取り、難無くゴボ
ウ抜き。17センチのふれーゆレギュ
ラーサイズ。

アジを外して、スピード餌付け機
で餌付けして底取り、竿掛けに置
くと、直ぐに竿先を絞るあたり。

かみさん
「この竿にばかりアジが掛かるね。
なんで?」

たぬき
「この竿だけ6号針で他の竿より、
針が小さいから、アジが見切れ
ず警戒しないのと、1番竿先が柔
らかいからアジが喰いついた時、
がっちりと針掛かりするんだ」

続けて同サイズを3匹キープした
ところで、この4.5m竿に今まで
に無い大きなあたり。

柔らかな穂先とはいえ、根元から
弓なりに曲がり、完全な弓なり。

かみさんが強引に巻き上げて、
ゴボウ抜きすると、銀色のスマー
トな魚体で、アジでも無くサバで
も無い。

魚体が重くて上げきれず、柵下部
に激突。そのはずみで針が外れて
クルリと海にボチャン。

30センチ位のカマスでした。

かみさん
「ごめん、落としちゃった」

たぬき
「仕方ないよ、また、来るさ」

6号仕掛けは絡んでグチャグチャ。
解いてると、5.7m竿が揺れ出して
あたり取りの鈴が鳴る。

こちらはサイズアップして20セン
チのアジがW。アジを外してると
百鬼丸も鈴が鳴る。

こちらは、かみさんが豪快に、ぶっ
こ抜き。更にサイズがあがり25セン
チが釣れて来る。

周りは散発しか釣れず、左手の釣り
人は、あたりも皆無。

かみさん
「早く4.5竿の仕掛けを解いて!」

たぬき
「他の竿が釣れてるから中々、、」

更に空気読めない百鬼丸がズドン
で、こちらは18センチアジがトリ
プル。だんだんとアジが上針に、
掛かるので底から1m切って竿掛
に。

やっと、6号仕掛けを解き前線に
復帰させると底を取る前に強烈に
引き込む。

久々に手持ちでアジのヒットを、
味わいながら抜き上げるとW。

16時45分まで回遊が続き、13匹
を釣り上げた所で、急に静寂な
海に。

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あたりは真っ暗になり、左手の
扇島からはデカい真っ赤な満月。

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前にも見た、ブラッド・ムーン
現象。海は満潮潮止まりで流れ
が無くなり、白い泡が集魚灯の
中をゆらゆら。

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左手も右手の釣り人も帰り仕度
をして、家族連れもどんどんと
帰宅。

かみさん
「ねぇ?集魚灯無くても釣れる
んじゃ無いの?」

たぬき
「周りを見たらわかるじゃん?
うちら以外には、あまり釣れ
てないよ」

かみさん
「仕掛けが良いんじゃ無い?」

たぬき
「同じ市販の仕掛けだよ^ ^」

さて、その後、かみさんを黙らせ
る事が出来るか、たぬき親父?

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長くなりましたので、後半に続き
ますm(_ _)m