ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

サバディ・ナイト・フィーバー^ ^(後半)第22回ふれーゆ裏釣行20181013

光あるところに陰がある
まこと栄光の影に数知れぬ
忍者の姿があった

命をかけて歴史をつくった
影の男たち

だが人よ 名を問うなかれ
闇にうまれ 闇に消える

それが忍者のさだめなのだ
サスケ お前を斬る!

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(by:白土三平 忍者サスケ)

微塵がくれで、木っ端みじんこ。

子供の頃には、
光あるところにハゲがある!
とやってました。

なんで、こんな事を思い出し
たかと言うと、

集魚灯効果は、
光あるところにエサがある!

とサカナの記憶や習性に訴える
効果があるんじゃないかな?と
思えてなりません。

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実際、そこに立ち寄ると、プラ
ンクトンのかわりにコマセが、
キャッホ~で喰いつくとトリッ
ク針と言う、卑怯だろぅ釣方。

サビキを手持ちしてるだけの、
ファミリー釣りを見かけるけ
ど、活性が低いと何にも釣れ
ません。

文字通りサビいて、コマセを、
降り出して、そのタナに仕掛
けを落として誘えば、結構、
釣れちゃう。

待つ釣りは、トリック仕掛け
の領域^ ^

暗くなると、集魚灯の明かりで、
海面がくっきりと浮かびあがり
風も無くなり、池の様。

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のんパパさん
「たぬきさんの竿掛けは自作です
よね?柵に固定している部分は
なんて言う部品ですか?」

たぬき
「木材を接着やら仮固定するクラ
ンプですよ。ダイソーで200円
で販売してます。他の部品も、
全てダイソー。クランプは日曜
大工センターでは、もっと上等
な奴が、2千円位で販売してい
て受太郎のより上物ですよ」

のんパパさん
「そうなんですか」

たぬき
「原価800円、風速18m迄耐える
事を実証済です」

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実際、何度も竿を落として玉網で
回収して実証、都度、改良^ ^

のんパパさん
「でも、大黒の丸パイプ手摺には
使えませんね」

たぬき
「木の板を丸パイプにバイク荷掛
け用ゴムバンドで縛り、そこに、
竿掛けを設置します」

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ぽちぼちと釣れていたアタリが
遠のいたなぁとスマホで時刻を
確認すると、18時ちょい前。

今日も夕まずめは、アジ嬢小隊
が高速で走り抜けてお終いかな
と、思っていたら、5.7m竿が、
竿先が上下にゆらやらと揺れて
弓なりになり、竿掛けから振り
落とさんばかりになり鈴が鳴る。

のんパパさんの竿も同様。

のんパパ
「そっちに行くなよ、こら」

サバには聞こえませ~ん。
残念^ ^!

元気なサバたちで、素早く糸ふけ
を取らないと、上針や下針にも、
絡んだり、尻尾に仕掛けがグルグ
ル巻きになったり。

面白いのは、針がかりしたサバが
浮いて来て、沖に向かって猛ダッ
シュをしてるのが見えたり。

複数竿だしした仕掛けや、となり
の釣り人の仕掛けにまでアタック。

右に左に走るサバを強引に巻きあ
げて、ぶっこ抜き。30センチの、
丸々したサバ。

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釣り上げた路面で強烈なバイブレ
~ション。

外して〆てると、今度は4.7m竿に
もサバがヒット。こちらは、かみ
さんが抜き上げ。

サバは針がかりすると、喰い上げ
て来て、上針にもからんで来るの
で、数本の針から解くのが面倒。

のんパパさんはヒット率がたぬき
の倍近い。これには理由があり、
トリック仕掛けを2連結で使用。

底近くから、最上段の上針まで、
約2mのトリックの罠。広い棚
を探れます。

針は最低14本!仕掛けによって
は20本いけます。

大黒や本牧で竿数制限がかかっ
た時には、やりますが、通常時
に複数の竿でこれをやると、
捌くのは大変。

アジは良いとしても、サバがW
ヒットや、元気爆発のサバや、
招かれざる客トド、座布団エイ
なんかが、ひょっこりさんした
日にはパニック^ ^

単体でも、サバの様な華麗な、
ドリフトを繰り返す返走り屋を
抑えるのも大変。

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これを3本の竿に装着、器用に、
使いこなす、のんパパさんの腕
は凄い。

ちなみに、のんパパさんの奥様
も凄腕。

アミコマセもつけ餌とアミカゴ
用をわけて工夫している様子。

のんパパさん
「こらこら、このこの!」

たぬき
「こちらの竿をどけましょう」

のんパパさん
「すみません^ ^」

通り魔の様に駆け抜けて海に
背を向けてサバを〆てると、

のんパパさん
「たぬきさん、来てるよ!」

慌てて振り向くと、竿がのさ
れて水平になり、揺れてる!

横走りだけじゃなくて、沖に
向けても走り出すサバ^ ^

慌てて巻き上げると、手答え
が手元まで伝わるのと、〆た
手元が脂で滑る。

こいつを、ごぼう抜きにして
竿を担ぎ、針外しをしている
と、4.7m竿が大きくゆれて、
竿の穂先が海面にズドン。

かみさんが竿を持ち、巻き上
げるが大物らしく、右往左往。

海面を覗き込むと40センチ近
い、太いサバが悠々と泳いで
いる。

たぬき
「外れても良いから、強引に
抜いちゃえ!」

かみさん
「わかった!」

デカサバが宙を舞い、此方に
ぶつかって来た。

えっ!はい?はうっ?
ヽ( ̄д ̄;)ノ<°)))彡

上に羽織ったフリーズパーカ
から、デカサバがぶら下がり、
背中や肩にトリックWフック
が、グッさり。

たぬき
「おまえさぁ、反対側が空い
てるから、左手にあげれば
良いじゃん( ´Д`)y」

かみさん
「あんたが、あげろと言ったん
じゃん!あたしが起用じゃな
いの知ってるでしょう。さっ
さとよけなさいよ( *`ω´)」

逆ギレ?( T_T)\( ̄^ ̄)

かみさん
「何をぐずぐずしてるのよ。
さっさと脱ぎなさいよ」

たぬき
「下のTシャツまで貫通して、
脱げないし(TT)」

かえしがあるトリック針が肩、
袖、背中、腹にグッさり。

膝下にはデカサバがぶら下がり
強烈なバイブレーション。

ハサミで切って貰い脱出。

仕掛けを交換して、2本の竿を
再投入。その間も、のんパパさ
んは、サバを釣り上げ。

のんパパさんの右側の釣り人は
1時間に2本のサバ、たぬきの
左側に新たに入った釣り人は、
サバ1本。

集魚灯効果は一目瞭然^ ^

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のんパパさん
「ふれーゆ裏で、こんなにサバ
が釣れた事がありません」

たぬき
「昨年の同月は1本もサバは釣
れず、夕まずめはアジだけで
したよ。今年はサバ当たり年
の様です」

ふたたび、5.7m竿か大きく曲が
り、35センチのサバ。

のんパパさんは25センチくらい
のアジ。

〆てるヒマも無く、バケツに頭
を突っ込んだサバが強烈なバイ
ブレーションをかまして、バケ
ツが振動、海水をばらまく。

のんパパさん
「たぬきさんの、その竿は良く
サバをかけますね」

たぬき
「大黒で爆釣してから竿にサバ
の臭いが染みついてるからか
もしれません」

のんパパさん
「光の影になるところに仕掛け
を入れるとアジが釣れますよ」

やってみたけど、釣れるのは、
サバ・オールスターズ。

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19時を過ぎて、サバも落ち着い
たかなと思ったら、3本出して
いる竿が同時にお辞儀して鈴が
狂ったように鳴り響く。

5.4m竿と新竿4.5mは、自分で
抜き上げて、4.7m竿はかみさん
が抜きあげる。

5.4m竿に掛かったサバは口に、
針がかりした豆アジが引っかか
って釣られて来ました。

のんパパさんも手持ち竿に同時
ヒット。

これを取り込んで、ふたたび、
竿掛けに置いた瞬間に5.4m竿が
大きく曲がり、竿掛けまで揺ら
らす。

巻き上げて魚体が見えて来ると、
70センチクラスの太ったトド。

数回、やり取りをして竿を振り、
トドのオート・リリース成功^ ^

続けて、のんパパさんにもトド
かヒット。こちらは針が、がっ
ちりと掛かったらしくはずれず。

玉網を持ち、アシスト、無事に
トドを掬いあげ。長さは70セン
チ位だけど、腹回りが太い。

針を外して海にドボン。

すると、今度は左側でドボンと
何かが落ちる音が。

隣の釣り人
「置き竿に何にかが、掛かって、
竿が海に引きずり込まれてし
まいました(T ^ T)」

たまにあるから、竿は固定して
置かないとヤバい。

しばらくして、お隣さんが、

「大きいタモを、持っていませ
んか?デカいエイを掛けてし
まって」

たぬきの玉網は直径50センチ。

のんパパさんのを見ると、70は
軽くありそうな玉網。

たぬき
「大きな玉網ですね?」

のんパパさん
「前にサメを掛けた事があって」

座布団クラスのエイを、なんと
か、玉網におさめて引き揚げ。

持たせて貰ったが、無茶苦茶、
重い!

隣の釣り人
「エイって毒がありますよね」

たぬき
「尻尾の所についてるトゲに
毒が、、、?あれ?毒針が
根元から削がれてる」

隣の釣り人
「ホントだ」

たぬき
「一度釣られて、毒ばりを削
がれてリリースされたみた
いですね」

かみさん
「エイって、ヒレとか食べら
れるんでしょう?」

隣の釣り人
「差し上げましょうか?」

たぬき
「いりません( ̄^ ̄)、かみ
さん、こいつ捌くと凄く
臭いらしいよ」

かみさん
「ホントに?」

たぬき
「マジで」

隣の釣り人
「このエイ、先程、竿を海に
引きずりこんだ奴なんです」

たぬき、のんパパさん
「まじ?ホントだ」

ヒレに針がグッさり。その先
に竿が。

たぬき
「で、今度はエサを食って来
て釣られた?」

隣の釣り人
「みたいですね^ ^」

たぬき
「奇跡なのか?エイがバカな
のか?ともかく竿が戻って
良かったじゃないですか」

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記念撮影をして、竿を返して
くれたエイを柵越しに持ち上
げて、ドボン。

ゆらゆらと海底に沈んでいき
ました。

サバよりアジは変わらずに、
徹底して底狙い。

最後の最後に20センチの、
アジ嬢を召喚^ ^

しかし、後が続かず。

小雨から雨足が強くなり、
20時ちょい前に片付け開始。

のんパパさんとかみさんは、
サバを更に追加。

小さな16ℓクーラーは満杯。

片付けが終わる前に、かみさ
んは先にバス停に。

のんパパさんに、また、やり
ましょう!と挨拶をして撤収。

結局、9時半過ぎの鶴見駅最終
バスに乗り込みました。

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本日の釣果
サバ10、ゴマサバ1、アジ1、
メバル1、海タナゴ2、豆アジ14
サッパ14、カタクチイワシ1
たぬき1(T ^ T)

驚異の8目^ ^
(訂正、7目^ ^)

サバは、40センチあるかな?
とおもいましたが、実測した
ら、2センチ足りない38セン
チでした。

でも、でっぷりと肥えて太い。

日本国内では、サバが慢性的
な不漁だそうです。

また、青魚を毎日、食べてる
人は脳卒中になる確率が、
40%低減するとか。

今年の横浜港はサバが湧いて
おります。大黒も本牧もサバ
確率変動中です。

あきらさん、12月まで本牧
大黒には入れませんよ^ ^

ここは、ファミリー釣りに、
譲って、福浦か、ふれーゆ裏
で、やりましょう!

他の10匹も全て30センチオー
バーの良型^ ^太い奴を選んで
〆さばに。

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その他は、味噌煮。アジは、
ネギ、生姜と叩いて、なめろ
うにしました。

豆アジ、サッパは南蛮漬けに
します。

今週末は潮回りが良くないの
と、サバが食べきれないので
釣りはお休み。

また、次週、天気さえ良けれ
ば、午後から、ふれーゆ裏に
います。

2018年釣果(釣行31回)
アジ156
小アジ50
豆アジ197
海タナゴ123
カマス2
カサゴ2
コノシロ17
サバ 59
ゴマサバ1
サッパ194
ウルメイワシ102
カタクチイワシ134
フッコ2
セイゴ10
メジナ2
メバル7
アカエイ1
アナゴ1
ボラ1
たぬき1