ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

梅雨間近の寿司屋通いと浅草寄席見物^ ^(竿休め20220602)

有給が余っていて更に、有給かドン!と出てしまったので、本日は有給消化。先ずは右膝治療で朝イチで整形外科。

診察と薬を貰い終了。右膝は痛みはないものの、歩き疲れると違和感が残るけれど、日常生活には支障がありません。

歳をとって来ると、何処かしらに不具合が出てくるのは仕方なし。治療も終わり、かみさんと横浜駅経由で東京駅に。

東京駅南口を八重洲側口で降りて、有楽町駅方面に歩いて約10分。食べログ星4.5のまんてん寿司に到着。

時刻は11:00開店の10分前。すると20組ぐらい並んでいる有様。並んだ数組前で、本日は予約が入っていて入店出来ない、と店員が平謝り。

昼も夜もコースのみの寿司屋。昼は予約無しで3500円、予約は6000円。品数、クォリティは、予約有る無し関係無し。

それならば、開店前に並んでみるか!は当然の成り行き。予約は席料込みと言う、わかりやすいスタイル。

仕方がないので、大手町の寿司屋勘八に行ってみたけど休業中。仕方がないので、日本橋鰻屋いずもやに。

この時点で11:40ぐらい。いずもやの限定ランチは終了^ ^していたので、かみさんと相談して東レ倶楽部の和食店に。

エレベーターで9階に着くとまだ、開店前で数組並んでいるだけ。11:55に開店。席に案内されて、かみさんは、蕎麦とちらし寿司定食、たぬき親父は、カツオ刺身定食を注文。

京都の料亭風で男性店員は背広にネクタイ。女性店員は和服着用。ここは一般にも解放されている東レの社員食堂。

此方がカツオ刺身定食。おばんざいの重箱付きで1000円也。かみさんの蕎麦とちらし寿司も同じ価格。カツオ刺身もクォリティ高い。

寿司は食べられなかったけれど、結果オーライ。まぁ、寿司はまた次回のお楽しみに取って置く事にして東京駅から上野駅に移動。

東京駅から北の玄関口上野駅は、電車で約10分程度と近い。上野駅から地下に降りて地下鉄銀座線に。

上野駅も小綺麗になったものの、銀座線乗り換えは階段ばかり。地下鉄電車🚃も昔の地下鉄電車を模した新型車両だけども懐かしがる人がいるのかなぁ。

昔の地下鉄電車は床は板張りで、腐らない用に重油?廃油?を染み込ませた?奴で独特の匂いが充満。

電灯は駅の間ぐらいで一旦消えるギミック付きでした。ホームもごちゃごちゃしてたし、靴磨きの方々がいた記憶があります。

銀座線で田原町下車。浅草寺方面に歩いて徒歩で約10分少々で到着。昼席の部は、11:30からで終了は17:30。

今日は昼、夜の部で入れ替え制。何故ならば、夜の部座長&トリは「予約が取れない人気講談師神田白山」だから。

もう、間違い無く令和の名人。斜陽の講談会に彗星の様に登場した、大看板と言う奴。と言う訳で、此方はタダ券なので昼。

浅草演芸ホールは昭和の映画館みたいな内装とにおいが充満。扉や椅子も年代を感じる、懐かしい造り。

売れる前のビートたけしが、この浅草演芸ホールに住込みで勤務、エレベーターボーイをしていた事でも有名な場所。

丁度、中入り中に入り、中央の右寄り、前から2番目に席を取る事が出来ました。もっとも最前席は閉鎖中なので2番目が最前席。

かみさんは右側。昼の部は2階席を閉鎖。これだけでも顧客の入りは平日昼間だから良くは無い。1階席も大体.、1/3程度の入り。

中入りが終了して幕が上がると、色物(寄席は落語家、講談師以外の出演者は色物と呼んでいます。)の漫才師D51師匠。

大学生の頃に暇だと浅草演芸ホールに来ていたけど、その時にも出ていた漫才師。当然、当時は若かったコンビもお爺さん。

大神楽(傘で手毬やらマスを廻すヤツね^ ^)、やら紙切りやら、落語と盛り沢山な内容で、劇場内は飲食も自由。

紙切りは、古くからの日本芸で客席のリクエストを受けて、即興で切り抜きの神絵を仕立て上げます。

この日も、客席にリクエストを求めた所、「宝船」の声がかかり、宝船の帆に宝の字を切り抜いた切り絵を数分で完成。

完成した切り絵は、声を掛けた観客にプレゼント。また、この観客も粋で、ポチ袋のご祝儀を紙切り芸人(師匠)に進呈。

この師匠は落語芸術協会の今丸師匠。紙切り芸には国境が無くて海外でも大ウケ。コロナ前は海外興行も数多くこなす第一人者。

「さて、次は観客の皆様の、どなたかにモデルになっていただき、紙切りを致しましょう。そうですね〜?そこの前の旦那さん、そうそう、あなた!前にどうぞ」

なんと、指名されたのは、前席で馬鹿ヅラしていた、たぬき親父^ ^

「奥様とおいでですか?はいはい。あ、マスクを外して下さい。はい、ようござんす。はい、出来ました。え〜、寄席ですので、こちらの旦那さんを噺家に仕上げました」

お土産に頂戴したのが、此方の切り絵です。髪型とメガネの感じとか、似ているかな。

出て来る落語家は、三遊亭右左喜(うさぎ)師匠とか、ベテラン勢。その中で、異色のイケ面落語家滝川鯉斗(こいと)が登場。

若い女性ファンが多数。噺家で役者でモデルとして活躍中。画像よりも実際の人物の方が遥かにイケ面^ ^

洋服は当然として、和服も似合うとかは、もう、反則級だな。経歴も凄くて、名古屋出身で、地元暴走族総長まで登り詰めた不良。

高校も、僅か1日で退学とか。まぁ、今の姿からは想像つかないな。正直、落語はイマイチだけど、何せ、このルックス^ ^

高座が終わると、女性の取り巻きも、ごっそりと退場。益々、寄席はガラガラ。

昼の落語ベテランは、古今亭寿輔(じすけ)師匠。70過ぎの元落語芸術協会理事。派手な黄色の着物で登場。

客入りの少なさをディスり、観客をいじって大ウケ。かみさんがスマホをいじってると、「奥さん、アタシの話がつまらないからって、堂々とスマホをイジりなさんな〜」

しばらくして、かみさんが寄席のパンフレットを開くと「奥さん、私の名前は寿輔だよ。ほらほら、左手に大きく書いてあるでしょ」

たぬき親父の通路を挟んだ左手の親父が大笑いしているのを寿輔師匠がジロリ。

寿輔師匠

「旦那、何でもかんでも笑えば良いと言うもんじゃありませんよ」

左手の親父

「俺は笑いに来てるんだよ」

寿輔師匠

「それが噺家を甘やかすんですよ。何でもかんでも笑ったら、噺家が良い気になる。噺家を育てるのも、お客さんの務めですよ」

トリは三遊亭とん馬師匠で、本日の昼の部主任だけあって、客席は爆笑。

17:30で終了。外に出ると整理券配布の大混雑。夜の部トリは売れっ子の講談師、神田伯山が務めるから。

昼寄席と違って、夜の部は2階席を開放しても満員札止め。平日なのに、立ち見客もでる盛況ぶり。

芸人は人気商売だけど、ここまで入りに差が開くから、まぁ、非常にシビアな世界。大変なモンだなぁ。

近くある豆菓子屋で買物をしてから、浅草寺にお参り。コロナ明けからか、境内は多くの修学旅行生で大賑わい。

子供の頃から何度も浅草寺には来ているものの、まともに、ここの境内を散策した事は無いんだよね。何でだろうなぁ。

雷門、仲見世五重塔浅草寺本殿も、先の大戦末期の東京大空襲で廃塵に。戦争は、イケイケで国土外で戦闘している分には良いけれど、攻め込まれた場合は悲惨。

それでも、焦土から立ち上がった日本人は凄い。それでも、復興までには、莫大な費用&年月を要したのは周知の事実。

まぁ、やっぱり、何だかんだと言っても、好き勝手な事が出来る、平和な世の中が何よりでございます。

浅草寺を後にして、地下鉄銀座線浅草駅から神田駅に。久しぶりに、神田駅前の鰻屋うな正に入店。

鰻好きの、かみさんは、うな丼Wで、たぬき親父は、うな丼と肝焼き。鰻蒲焼よりも肝焼きが好き。

かみさんは全部は食べ切れず、食べ残しが廻って来るので、丁度良い分量。

お腹も一杯、財布も足取りも軽く、神田駅から東京駅、東京駅から、東海道線に乗り換えて横浜駅経由で帰宅しました。

6/3(金)から、お仲間のパンダ🐼さん、のんパパさん、ふトスさんが、「昼間も夜も朝も釣れない、ふれーゆ裏」に釣りに行く🎣予定で騒いでいます。

たぬき親父は、6/4(土)の15:00過ぎに、ふれーゆ裏で竿を出す予定です。