ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

5月連休明けの初出勤&寄席見物^ ^(竿休め20220513)

GWも終わり、本日は5/12(木)となりました。天候も不順で暑かったり寒かったり。

また、空模様も悪くて、五月晴れも少なくて、早くも梅雨入りみたいな感じ。すでに、ジメジメして、蒸し暑い。

会社に出社しなくても、大概の事は処理出来るものの、時々は出社しないと処理出来ない業務が発生。

昭和生まれの、たぬき親父にとっては、痛勤もまた、労働週間として刷り込まれている、世代。

コロ助騒動によって、会社から「原則、テレワーク勤務」のお達しが出た時は、びっくり仰天。

とは言え、コロ助騒動が収まるまでの暫定措置だろうと、今までのスタイルを変えずに、毎朝5:00起床。朝風呂に入り朝食。

通勤が無いから、8:00から勤務開始を半年あまり実施していましたが、いっこうに、コロ助が収まる気配無し。

7:00起床、9:00勤務開始に切り替え。痛勤が無いのは、お気楽なものの、やはり、1人ダイニングテーブル占有のテレワークは孤独。

朝はゴミ出しとかしているから、ご近所さんからは、プーたぬき(*´Д`*)とか?思われてるんだろうなぁ。

でも、そんな生活が3年目に入ると、コレはコレで新しい仕事スタイルとして、アリなんじゃないかな?とも思えてきました。

でもフルより、週3回出勤、週2回テレワークぐらいが良いかな〜?と。しかし、このフルテレワークは若い世代には歓迎傾向。

テレワーク導入企業は就活市場でも人気があるんだとか。とは言え、業務スタイルを「指示待ち」から「動的に業務」に変革しないとついていけない形態に。

「テレワークは楽そう」は痛勤業務形態より、実は厳しい業務形態なんだよなぁ。まぁ、これは老兵の戯言かな^ ^

話は変わって、ロシアのウクライナ侵攻も、制空権確保&首都制圧失敗、最強精鋭の空挺部隊によるゼレンスキー大統領暗殺失敗などなどで長期化の様相。

戦前から、アメリカなどから、軍事顧問チームの陸海空各軍のスペシャリストをウクライナに派遣。

戦術、戦略、軍統制に至るまで指導。ハイテク兵器も、出し惜しみ無く供与。質より量で侵攻して来るロシア軍と対等以上に善戦。

これって、昔、空軍戦力も皆無に等しい状況だった、北ベトナムに当時のソ連が軍事顧問チームを派遣、立て直した歴史の繰り返し。

アメリカとソ連の立ち位置は、ガラリと変わってしまったけれども。

北ベトナム空軍を徹底的に指導、当時、最新鋭戦闘機も供与。陸軍にも大量に武器弾薬を供与。これに中国も後押し。

結果はアメリカ軍撤退を余儀なくされて、代わりに北ベトナムを絨毯爆撃(北爆)、それでも北ベトナム軍の攻勢は阻止出来ずに、南ベトナム政府軍壊滅。

首都サイゴン陥落。アメリカ軍はベトナムから完全撤退。南ベトナム政府は壊滅。

アメリカ軍の大義は「ベトナム内戦を引き起こしている、北ベトナムによる共産社会主義による南北統一を阻止する」でした。

これって、完全な他国による内政干渉ソ連、中国もそうだったけど。で、戦後のベトナム北朝鮮のような、ゴリゴリの社会主義国家になったか?

以外や以外。柔軟な国家運営により、社会主義国ではあるものの、西側諸国、アメリカとも上手く立ち回り、目覚ましい発展を遂げてしまいました。

ベトナム戦争時に支援を受けたソ連は崩壊して、ジリ貧になってしまい、ベトナムとの関係は希薄に。

中国とはベトナム戦争後に、関係が悪化してしまい、ベトナム領内に攻め込むなどしたものの、アメリカに打ち勝ったベトナム軍は最強精鋭。

中国を何度も敗退させてしまい、中国も手出しをするのを諦めた様子。アメリカとは経済的に結びつきを強くして対米輸出は増加。

勤勉な国民性も後押しして、日本の企業も、大挙してベトナムに進出。また、観光立国としても成功。

この辺りは孤立化して貧民国から脱出出来ない、北カリアゲ国とは、えらい違い。

ウクライナもロシアを国内から駆逐して、その工業力、農業生産力を活かして経済力を強化すればドイツに並ぶ経済大国になるかも?

一方でロシアは軍隊の練度、装備、指揮系統の不備等、もう滅茶苦茶。装備は古いし、給料も安いらしく、ヤル気スイッチも入らないらしい。

ウクライナで戦車がやられて、予備の戦車を出そうとしたら、整備不良で動かずは良い方で、部品が抜かれているものもあるとか。

部隊内で汚職やら部品横流しやらも横行しているらしい。オマケにロシアの兵器は命中精度より安価で構造単純なのが売り。

数を揃えて圧倒するのが基本戦略。でも、今は戦争なのに誤爆は全世界から袋叩き。

誤爆の言い訳は、「この教会は、軍の物資補給場所だった」「この住宅街は、中小企業の軍需工事だった」などなど。

この先、勝っても負けても、ロシアはジリ貧状態。下手したら国が複数に分裂してしまうかも??しれませんね。

アメリカ、ロシア、中国と3大国で睨みを利かした世界情勢がロシア退場、国連常任理事国からも追われたら、どうなるんでしょう?

困ったモンです。さて、最寄駅まで歩いて、電車に。時差出勤が徹底しているようで、電車内は70%ぐらいの乗車率。

横浜駅乗り換えで東海道線で東京駅に。此方も同じ程度の乗車率。コロ助騒動唯一の恩恵は痛勤電車🚃の混雑が緩和された事ですね。

東京駅改札口を出て、構内を日本橋方面口に歩いて行くと、JRバス乗り場前のコンコースは、旅行代理店のインストラクター&国内旅行者の群れで、大盛況でした。

コロ助マンボウ、キジ発令時は、誰一人いなかったコンコース。やはり、自由に旅行が出来る、経済効果は凄い。

感心しながら会社に行き、午前中の業務を終了させて、会社の同僚2名と神田駅前にある寿司屋すし定に徒歩で出発。

会社から徒歩10分ぐらいで神田駅前にある、すし定に到着。数人が並んでいるだけだったので、5分程待っただけで入店出来ました。

通されたのは2階席。たぬき親父は、いつものチラシ寿司。大盛りだと午後からの業務がしんどいので、中盛りを注文。

同僚2人は、チラシ寿司ではなく、バラチラシを注文していました。

毎度の事ながら、中盛りでも迫力は満点。この量でも、十分に大盛り。バラチラシは、値段は少々高めだけれどイクラ入り。

満腹になり、会社に戻って午後の勤務を開始して、定時の17:30で業務終了。17:45過ぎに退社すると外は雨☔️

今日は帰りに日本橋三越本店近くにある、お江戸日本橋亭に立ち寄り。落語は昔から好きで、中学生時代には古典落語文庫本を読み漁った事も。

落語、講談も好きだし、浪曲も子供の頃に広沢虎造を散々聞かされたので、これも結構、好きです。

今の落語会は、漫才に押されてしまって、土日祝日以外は寄席も閑古鳥。客層も、あまり若い観客はいない状態。

たぬき親父は年齢的に?漫才はうるさいだけで、面白くも何とも無い。何が面白いのかすらわからない。

とは言え、子供の頃は、ドリフターズとかは、毎週、楽しみにしていた世代。(これも荒井注の時代までだけどね^ ^)

今晩は落語芸術協会真打ちの、春雨や雷蔵一門の独演会で八百夜。月イチ公演で1986年から800公演を目指して開催中とか。

春雨や雷蔵師匠は、雷門助六の愛弟子で、古典落語新作落語もこなす名人。

落語の雷門と言えば、たぬき世代で真っ先に思い浮かぶのは、雷門ケン坊。名前は知らなくてもアニメ忍者サスケの声優さんと言えばわかるはず。

雷門ケン坊は、その後、雷門子助六を名乗りましたが1980年に引退。今はサラリーマンなだそうです。

さて、雷蔵師匠は人情噺が上手いし面白い。入口で木戸銭(入場料やね^ ^」を払おうとすると、チラシを渡されて、これで2300円が1700円で入れるとの事。さすが、やる事がイキ^ ^

靴をロッカーに預けて会場入り。中に入ると折りたたみ椅子が50席。フルに設置しても、100席程度の小さな寄席。

開演は18:30から。18:00に入場したので、お客は数名程度。18:25ぐらいにお囃子が始まり開演時の客先は半数程度の入り。

前座はお弟子さんの二つ目、春雨や晴太で演目は古典落語の「転失気」(てんしき)で、「平林」によく似た落語。

寺の和尚が町医者の往診を受けて「転失気」はありますか?と質問を受けたものの、「転失気」と言う意味がわからない。

しかし、常日頃から博識を語る和尚が町医者に「わからない!」と聞けず適当に話を合わせて往診を終了。

そこで寺の小僧珍念を言いくるめて、「転失気」とは何か?以前、教えただろう?何?わからない?町に出て聞いて来い!」と、言いくるめて放り出す。

珍念は町の人に聞いて廻るが、誰も彼もわからず、知ったかぶり。町医者を訪ねて「転失気」は「放屁」(おならやね^ ^)とわかり、珍念は和尚に、ひと泡ふかせる事に。

和尚に「転失気」とは「盃」(さかずきやね^ ^」の事だとウソを教えます。後日、町医者が来た際に「転失気」はいかがですか?と聞かれて得意満面で「箱に入れて大事に仕舞い込んでいます」^ ^

まだまだ、二つ目で上手くは無いけど、それはもう、一生懸命。

中入りは、真打ち直近の女流落語家、春雨や風子姐さんの「お菊の皿」を怪演。実力的には十分に真打ち。

お菊の皿」は四谷怪談真景累ヶ淵と並ぶ有名な番町皿屋敷を基にした滑稽噺。旗本屋敷に奉公する、お菊は気が利いて美人。

屋敷の主人、青山播磨は、お菊に一目惚れ。何とか手に入れようと奮闘するものの、お菊は、いいなずけがいるからとはねつける。

可愛さ余って憎さ百倍。家宝の10枚組皿の1枚を割って隠したと罪をなすりつけて手打ちにして古井戸に放り込んでしまいました。

それ以来、毎晩丑三つ時を迎えると古井戸から人魂が出て、皿を数える、お菊の声が。

「1枚、2枚、3枚、、、、、9枚、、、1枚足りない、おのれ播磨め!怨みはらさで、おくべきか!青山播磨、うらめしや〜」

青山播磨は刀を引き抜き、乱心状態になり、狂い死にして、果ててしまい、お家は断絶、おきまりの結末。

落語の「お菊の皿」は、その後のお菊さんを描いた物語。何しろ、お菊さんは絶世の美女で、今でも丑三つ時には古井戸から現れる。

そのウワサを聞きつけた長屋の男衆。怖いけど一眼見たい!でも、お菊さんが皿を9枚まで数え終えた声を聞いたら、3日後には狂い死に。

すると仲間のひとりが、「7枚まで聞いたら、一斉に逃げたら問題ないんじゃねぇか?」「そうだよなぁ!」

で、みんなして、ゾロゾロと番町皿屋敷に出掛ける事に。丑三つ時になると、古井戸から火の玉が出て「1枚、2枚、、、」

声と共にお菊さんが登場。落語家の大御所から若手まで数多くの落語家が演じている「お菊の皿

女性の春雨や風子姐さんは、老舗旅館の若女将とか老舗料亭の若女将みたいな風格があり、美人の噺家

美人が幽霊を演じると凄味がある。もう、客席はシーン。話に戻ると「5枚、6枚〜、7枚〜、」「ほら、いまだ!逃げるぞ」

「怖かったなぁ」「しかし、お菊さんは色白で物凄い別嬪さんだった」「おいら、幽霊でも、かまやしない、また、お菊さんに会いに行きたい」

長屋の男衆は、周りの衆にも声を掛けて、日増しに評判が評判を呼び、番町皿屋敷の遠藤屋には屋台やら土産物屋が出る始末。

丑三つ時に、お菊さんが古井戸から現れると、「いよっ!日本一!」「お菊さ〜ん!」

もう黒山の人だかり。お菊さんも、場の雰囲気と沢山の観客に注目されてスター気取り。

「皆様、ようこそ!いらっしゃいました^ ^私がお菊と申します」みたいな。このおちゃらけた雰囲気を出すのも風子姐さんは美味い。

そして、とりの出番は一門の真打ち、春雨や雷蔵師匠。演ずるのは2席で最初の演目は、「試し酒」

大店のご主人同士が、酒について話をしている時に「ウチの若い奴は、マジ、大酒飲みで五升酒だって🍶飲める」

旦那同士で掛けをして、若い奴を呼んで飲ますと、軽く五升酒をペロリ。雷蔵師匠が、まるで大盃で喉を鳴らして酒を飲み、段々と酩酊していく様を演じるのは名人芸。

客席からは拍手喝采。2席目は「締め込み」で。長屋に入った空き巣が、金目の物を風呂敷に詰めて退散しようとした時に、亭主が帰宅してしまう。

慌てて、台所の床板を外して、漬物壺がしまってある床下に隠れる。亭主は風呂敷包を見つけて、かみさんが男と駆け落ちと勘違い。

帰って来た、かみさんと大ゲンカ。かみさんが旦那に投げつけた鉄瓶(中には熱湯)が転がり、床下に熱湯が流れ込む。

たまらず空き巣は飛び出して、喧嘩をやめるように夫婦間に立ち入りして喧嘩の仲裁に入り、旦那と晩酌を交わす程、意気投合。

18:30始まりで終了は20:00ちょい前くらいかなぁ。寄席の外まで雷蔵師匠が自ら、見送りをしてくださいました。

たまに、落語を聴くのも良いなぁ。令和の世の中に、江戸情緒に浸るのも一興だな。帰りにケトバシ鍋でも食べたい気分。

まぁ、さっさと帰る事にしますか。雨も上がり、日本橋から東京駅までテクテクと歩いて、東海道線に乗り帰宅しました。

明日は5/14(土)ですが、朝からテレワで工事立会い。天気も悪そうだし、釣りは🎣翌週まで、お預けでございます。<( _ _ )>