ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

子サバの海にアジが舞う、ふれーゆ裏^ ^(第10回ふれーゆ裏釣行20210717〜18)

悲しみがとまらない (替え歌で、小サバがとまらない)

歌:杏里 作詞:康珍化 作曲:林哲司

※I Can't Stop!The Loneliness こらえ切れず〜小サバがぁ〜とまらないぃ〜

I Can't Stop The Loneliness どうしてなの アジェ嬢がぁ〜、廻らない※

ふれ裏に小サバ〜、我が物顔に徘徊、姿きえた、タチウオ、スズキ

トリック仕掛けにベビータチウオ〜、全く掛からない夜のふれ裏

あの日、小サバが ふいに廻ったの〜、カタクチイワシ追いかけてナブラまでぇ〜

I Can't Stop!The Lonelinessどうしてなの 小サバがぁ〜とまらない

朝まずめには〜、小サバは消える、軍曹の言葉は〜、ウソのにおい

仕掛けおろして気づいたの〜、アジェがここにいないことを

コノスロが消えて〜、小サバに変わったのぉ〜、タチウオもカマスも消え失せてェ〜

I Can't Stop !The Lonelinessアジェを返して 小サバがとまらない

I Can't Stop !The Lonelinessタチウオが消えた、小サバがとまらない

(※くり返し)

うるせぇよ!( *`ω´)/〜>* ))))><ココだけの話ですが、先月、ふれーゆ裏を根城にしていた、タチウオの親分(指5本)を軍曹が釣り上げてから、ふれーゆ裏ではタチウオが消えたようです。

しかし、例年、数週間で釣れなくなるカタクチイワシの群れが、冬季から延々と回遊している状況が続いています。

よく見ると、カタクチイワシを追いかけ回す、小サバの群れが。ペイトンさんが釣れた小サバを自宅で捌くとカタクチイワシが入っていたそうです。

ルアーを投げても、小サバ。ジグサビキ、ぶっ込みサビキでも小サバ。青物を捕食しているサカナで廻ってるのはヒラメだけ。

何故か?タチウオ、スズキ、カマスの気配がありません。現在、18〜23センチの小サバが、8月下旬あたりに30センチクラスになり、廻ってくれると良いのですが。

昨年は、40センチクラスの丸々したサバを狙いましたが、ふれーゆ裏に廻って来る事はありませんでした。今年は期待出来るかな?

そんな訳で、梅雨明けした、7/17(土)に、ふれーゆ裏に行く事に。午前中は月1の歯科治療。

午後から準備開催。昨夜7/16(金)夜から朝方にかけて、ペイトンさん、のんパパさん、パンダさんのトリッカーズが、ふれーゆ裏に参戦。

小サバとの死闘?を制して、のんパパさんがアジ20匹、ペイトンさん6匹、パンダさん5匹との成果だったようです。

ふれーゆ裏正面に見える、大黒埠頭にある大黒海釣り公園では、入場者数251名でアジ釣果は15匹。あり得ない釣果。

しかし、先週末のふれーゆ裏は、アジェ入れ喰い。その差は、アジの回遊時間が完全な夜間シフトに移動している事が原因。

そこでネックになっているのが、分厚い小サバの遊泳層。腹ペコらしくて、表層から海底まで走りまくっています。

避ける方法は、アミコマセカゴにコマセを入れない事。コマセを撒くと小サバはキャッホ〜状態になり、お代わり待ちで足元に。

今は確実にアジは夕まずめから日没後に回遊して来るみたいなので、コマセを散らさなくても、トリック仕掛けに絡んだアミコマセだけでも、釣れてきます。

パッキングが終わり、炎天下の中、カートを転がして、最寄駅から電車を乗り継いで鶴見駅に到着。

駅前のコンビニで大量の飲料水、おにぎりとパンを買い、ふれーゆ行きのバスに乗り込んで出発。

東芝西タービン前を過ぎると、4車線道路の両脇には駐車のクルマがズラリ。このクルマは、ふれーゆ裏の釣り人のクルマ。

この様子だと今日も満員御礼の様子。終点の、ふれーゆ前から、左手の従業員駐車場の入口からカートを転がして通用門から、ふれーゆ裏入り。

入口を入ってすぐ左手に、ブログ仲間の猫ザルさんを発見。久しぶりの対面。お元気そうでなにより。

右手スペースを空けていただき、準備開始。相変わらず、小サバが廻っているようで、あちこちで歓声が上がっています。

先週末程では無いにしろ、海面は濁りが出ていて潮も流れている様子。仕掛けは、5.7m竿にロケット式コマセカゴ、直下に蛍光7号Wフック・トリック仕掛け+オモリ15号。

時刻は16:00、早速投入して底どり。待つ時間も無く、竿先にググッとアタリが来て竿先が跳ねてゼロテンション。

道糸がフケて、流れる典型的な小サバのアタリ。この状態で少しでも放置すると、仕掛けは即グチャグチャ。

竿を手に取り、巻き上げると横走りして抵抗するのを無視してゴボウ抜き。1発目から小サバWで仕掛けはグチャグチャ。

20センチ以下はリリース。それ以上のサイズは水汲みバケツに。今時分は猛暑なので釣れたサカナは、ある程度溜まったら氷水に塩を入れてクーラーボックスに移した方が鮮度良く持ち帰りが出来ます。

この程度のサイズの小サバを一々、〆て血抜きをするのも面倒。絡んだ仕掛けを解いて、スピード餌付け器で仕掛けにアミコマセを擦り付けて投入。

4.7m竿の準備に入ると再び、5.7m竿の竿先がクンクン。今日はカタクチイワシが廻っていないようで、アタリは全て子サバ。

2本目の竿の用意が出来ない程、小サバが入れ食い状態。ふトスさんが自転車で登場。空いたたぬき親父の右手スペースに。

一旦、5.7m竿の仕掛けを巻き上げて、4.7m竿に蛍光6号トリック仕掛け+オモリ15号をつけて投入。

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4.7m竿のロッドキーパーは自作のtanukl V3を利用。このV3は竿を固定する塩ビ管の角度が底取りして水平に糸フケを取り、竿掛けにセットすると丁度、底から0.5m位に固定出来る様に角度調整した逸品。

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時刻は17:00過ぎで、4.7mを投入した直後に竿先にググッとアタリが出て、グングンと引き込むアジ特有のアタリ。

釣りあがったアジは17センチのふれーゆ裏レギュラーサイズのアジ。2匹を続けてキャッチする、妖竿百鬼丸は今週も健在。

左手奥で釣りをしていた軍曹がやって来て、5.7m竿を操作して、重たい〜(この5.7m竿はカゴ釣り遠投用の竿)と、騒ぎながら、アジと小サバのWを釣り上げる。

さすが軍曹。1発目からアジを、、?良く見ると17センチ程度の魚体のサカナ。側面にはゼイゴじゃ無くて数列の連続した黒点

コレはコノスロ姐さんの幼魚の、コハダ嬢。トリック仕掛けに喰って来るのは珍しいサカナ。丁寧に針から外してリリース。

軍曹に話を聞くとタコもまだ寄ってきていない様子。更にネコザルさん情報によると海底付近で酸欠状態が発生、大黒海釣り公園でも新子(今年生まれたタコの子供)も姿を消したとか。

軍曹が他の釣り人の世話で消えて、4.7m竿のみで釣りを再開。相変わらずの小サバ入れ食い状態。ふトスさんが小サバ欲しいと言うので、釣れた小サバはキープして水汲みバケツに溜まった所で、ふトスさんのバケツに。

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猫ザルさんは、小サバの合間にコンスタントにアジを釣り上げてご満悦な様子。今今は、大黒海釣り公園よりも、ふれーゆ裏の方がアジは釣れます。

但し2.7m竿にサビキ仕掛けの手持ち竿では、サバは釣れるものの、アジは厳しいかな。やはり、トリック仕掛けには完敗。

19時過ぎに、ふトスさんは撤収。小サバの引受先が無くなった。この時点でアジの釣果は6匹。困っていた所に、水汲みバケツを覗きに来た子供が。

小サバが欲しいと言うので、水汲みバケツに溜めた小サバをゴッソリと進呈。喜んで帰って行きました。

21:00過ぎに猫ザルさんと折り畳み椅子に腰掛けて休憩。頂戴した魚肉ソーセージ、おせんべいを食べながら世間話。

歳が近い事もあり、ベクトルもバッチリ。疲れも取れた所で釣りを再開。しかし、小サバに混ざり、数は少ないものの、カタクチイワシも参戦。

絡んで駄目になった仕掛けを交換したり、絡んだ仕掛けをほどいたり、結構、忙しいし、竿を2本出すのも出来ない状態。

小サバもパッタリと回遊が止まり、全然釣れなくなる事があるものの、この所は毎日、顔を出しているとの事。(軍曹情報)

とにかく、ふれーゆ前の海の中は小サバだらけ。フィッシュイーターは姿を見せない限りは当面は小サバ密状態が継続。

コノシロ切身(キャスティングでは400円で販売中。たぬき親父の奴は自家製^ ^)をつけて、ぶっ込み仕掛けを、ちょい投げするものの此方は遂にアタリすらありませんでした。

23:00過ぎに猫ザルはマイ自転車で帰宅。2:00ごろに原付で、ブログ仲間のtsuru_yoshiさんが様子見に登場。

飲料水の差入れをドッサリといただきました。ありがとうございます。アジを釣る所を見たいとの事でしたが、空気が読め無いアジは廻らずお見せする事が出来ませんでした。

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tsuru_yoshiさんが帰宅して、午前3:00ごろに、針が3本小サバに切られて残り4本針となった4.7m竿の仕掛けに23センチのアジと小サバがWヒット。

コレを取り込んだ最中に軍曹が登場。この時間から明るくなるまでに子サバも消えてアジが廻るとの事。

ホンマかいな〜。左手には親子連れの釣り人、その隣には中国人2人組の釣り人が入り、タチウオ仕掛けの飛ばしウキを出して大騒ぎ。

道糸が此方の方にまで流れてきて、軍曹に怒鳴られていました。勿論、小サバの海にタチウオがいるはずも無く釣果はゼロ。

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3:30過ぎくらいに、アジWヒットや単発があったものの、4:30を最後にアジ撤収。海面には逃げ惑うカタクチイワシを追いかける子サバの群れがウヨウヨ。

17:00で納竿。片付けを開始。16:50ふれーゆ発鶴見駅行きのバスで帰宅の途につきましたとさ。めでたし、めでたし^ ^

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本日の釣果

アジ19(+猫ザルさんがクーラーにしまい忘れ頂戴したアジ1で計20)、ヒイラギ1、コハダ1、子サバ200位(とにかく、猛攻の入れ食い状態)、カタクチイワシ10

子サバにトリック仕掛けを4つも粉砕されたら、コスパ悪くて敵いません。絡んだ仕掛けを解くと道糸もヨレヨレ。

子サバとは言え、23センチ程度まで成長。針がかりすると、喰い上げて来て、仕掛けをグチャグチャに。

更にローリングをかまして、エダスごと針をねじ切る猛者も。全く子サバとは言え、可愛く無い。

幸い、ジグサビキに重宝している、安価な2セット入り3本針スキンサビキがキャスティングで販売されているので、此方を利用する事にします。

この仕掛けにスピード餌付け器でアミコマセを擦り付けて投入すればアジェも喰いつくでしょう。(たぶんね?)

次回は久しぶりに、かみさんも参戦すると言っているので、オリパラ4連休の何処かで参戦します。

子サバは流し台で、しっかりと流水洗浄。サバは、ウロコが無くて魚体をヌルヌルの粘膜で保護しているサカナ。

ヌメリを取る方法は湯引き、お酢漬け、塩揉みの3通り。10匹はサバ味噌に。頭、内臓を取り、皮のめくれを防ぐ為、魚体に包丁で両面に✖️で切れ込みを付けます。

流し台でサバ両面に熱湯をかけて湯引き。これでヌメリが取れます。鍋に湯引きしたサバを入れて水だきしてアク取り。

酒、味醂、醤油&七味唐辛子を少々、砂糖、ネギの青い部分と生姜千切りを加えて煮立てたら味噌を加えて完成。

まだ子サバの為、旨味が少なく、少々、物足りない味ですが、少し濃い味噌を使うと十分、夕飯のおかずになります。

美味いのは、子サバは唐揚げ。カリッと仕上がると、ターヌキ・サンダースの唐揚げ仕様になり、鶏肉の胸肉に、クリソツな旨味。

ケンタヌキー・フライド・マッカロゥ(英語でサバの意味やね^ ^)として、ランチセット骨無しマッカロゥなんて良いかも?

何せ、此方は100%天然素材。ブロイラーには、負けないゼェ。今ならカタクチイワシのフリッター付きで、どうでせう。

下処理は塩揉みして流水洗浄。包丁いらずで、エラ蓋に指を入れて、エラを掴み、喉元を掴み下に引っ張るとエラ蓋&内臓ごと簡単に取れます。

秘密の調味料(公開してる^ ^)は、塩コショウ、醤油少々、酒、すり下ろし生姜、レモン汁を加えて30分程つけ置き。

油の通りが良くなるように魚体表裏に切れ込みを数ヶ所入れて、片栗粉をまぶしてから、高温の食用油に、投入。

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魚体がキツネ色になったら、油から上げて完成です。まだまだ旨味が足りない子サバは、この調理方法が一番美味い。

アジも唐揚げにしますが、子サバはアジよりも良い意味でクセがあり、油で揚げた時の旨味はアジ以上。(アジはサッパリ味^ ^)

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アジは下処理して冷蔵庫に。7/20にナメロウ、唐揚げに調理しました。

2021年通算成績(釣行10回目)

アジ105

コノシロ207

コハダ1

小サバ337

カタクチイワシ880

ヒイラギ1

スズキ1

フグ1

貰ったアジ1

貰ったクロダイ