ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

毎年恒例の結婚記念日ランチ^ ^(竿休め20210429)

ラブユー東京

歌:黒沢明ロス・プリモス

作詞:上原 尚

作曲:中川博之

年功序列が 消えてしまったの

シャボン玉のような 土地転がしバブル

株の売買 先物取引

公認のバクチ

ラブユー ラブユー 涙の東京

いつまでも下がる 株価に円安

JALパックでしか行けない ワイハも幻

LCRでセイガクでも行ける

ハワイアンズ並ね

ラブユー ラブユー 涙の東京

安住の土地を きっとみつけるの

抽選に当たっても 高金利ローン

借り換えをして

退職金清算 年金制度崩壊

ラブユー ラブユー 涙の東京

コロナの東京(密です^ ^)

田園調布に家が建つ!( *`ω´)/〜>* ))))><どころか、横浜の最果てにウサギ小屋と言う訳で、4/29旧天皇誕生日、現在は昭和の日は、たぬき夫婦の結婚記念日。

バブル期を走り抜けた猫ザルさんなら、ラブユー東京の替え歌は爆笑モンじゃないでしょうか?

首都圏一帯から別荘地一帯まで地価高沸のバブル期。とは言え、普通のリーマンが戸建てやマンションを購入するのは苦難の時代。(今では負の遺産

しかも人気物件は全て抽選ありきの有様。当選すればすれで、高額な頭金や諸費用、長虫の高金利ローンと踏んだり蹴ったり。

そんな中でも、毎年、結婚記念日にはホテルランチやディナーを楽しむ、お気楽な、たぬき夫婦。

昨年は帝国ホテルでビュッフェランチでしたが、コロ助密対策で様式がテーブルオーダー式に。

それはそれで良いけれども、価格は倍に。まぁ、コロ助が収まったら、ここに行く事にして、今回はパス。

この帝国ホテルも現在の建物は1970年建造されたもの。数年後に取り壊されて、更なる高層ホテルに建て直しされるようです。

パシフィコ横浜のビュッフェか、目黒の目黒雅叙園ホテルビュッフェで、どちらにしようか?検討の末、後者に決定。

web申込みは1ヶ月前に完了。目黒雅叙園ホテルには旧館の重要文化財100段階段があるのでヤフオク!で入場券を入手。

f:id:tanukifureiyu:20210502123128j:plain

目黒雅叙園ホテルの反対側には東京都庭園美術館(旧朝香宮邸宅)があるので、こちらも訪問する予定でWBSを作成^ ^

f:id:tanukifureiyu:20210502123155p:plain

ところが世の中はコロ助時代。マンボウ狂想曲でも陽性患者は減らず、遂に東京都はキジ宣言。(緊急事態宣言→略してキジ)

f:id:tanukifureiyu:20210502123212j:plain

まいっちまう、コレは誰かのせい?アテもなく混乱する、たぬき。クソダリィな!と、言う訳でWBS引き直し。

黒ブチ都知事は公園に入り込み酒盛りする輩を防止する為、東京都庭園美術館を完全閉鎖してしまったので、近辺を調査。

マクセル・アクアパーク品川にでも行こうか?と思いましたが、ふと見た事があるガイアの夜明けで見た水族館が!

f:id:tanukifureiyu:20210502123557j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502123623j:plain

目黒雅叙園ホテルビュッフェの後、ここに行く事に。ホテルは100段階段は公開中止、アルコール提供中止連絡が来たものの、まぁ、OK回答。

そんなこんなで、4/29(木)昭和の日を迎えました。かみさん共々、早起きをして、身支度を整えてから出発。

朝から雨模様の不穏な空気。かみさんは目黒雅叙園に行った事があるそうで。たぬき親父も20代の頃に会社創立記念日パーティで行った事があります。

でも、会社から数台のバスで夕方に乗りつけたので、記憶にはあまり残っていません。目黒雅叙園は日本初の総合結婚式場として1928年に設立。

1931年に現在の地、目黒区に移転。有名なエピソードとして、中華料理の真ん中が回転するテーブル。これは目黒雅叙園が開発した物で、その後、本場中国にも採用されたとか。

豪華絢爛な外観、室内は「現代の竜宮城」とまで言われました。入口から客室まで壁や天井には装飾や絵画がびっしり。

f:id:tanukifureiyu:20210502123304j:plain

戦時中も部屋の装飾や絵画、彫刻整備が行われ、近代改装された今も、重要文化財100段階段として保存されています。

そんなバブリーな目黒雅叙園も経営難、買収等の浮き沈みを経て、現在は正式名称、ホテル目黒雅叙園東京と名称を変えて運営中です。

ロイヤルスイートでも宿泊するならばともかく、今ではそれ程、敷居が高く無いホテル^ ^となっているようです。

細部までこだわりぬいた建築様式や美術品の数々を眺めるのも、たまには良いものだと思います。

f:id:tanukifureiyu:20210502123512j:plain

横浜駅から東海道線で品川駅乗換えで山手線に。目黒駅に降りた、たぬき夫妻。目黒雅叙園まで徒歩10分程度。

面倒くさいので、駅前からタクシーで目黒雅叙園に直行しました。近いので420円とお得な価格。

f:id:tanukifureiyu:20210502123417j:plain

あいにく、コロ助キジ化の目黒雅叙園。それでも、10組近い結婚式予定がある様子。玄関の自動ドアを入った瞬間から別世界。

f:id:tanukifureiyu:20210502123442j:plain

壁には江戸時代の庶民生活を模写した壁画が奥までずらり。天井には旧館を装飾した絵画がびっしり。

f:id:tanukifureiyu:20210502123717j:plain

現代の竜宮城、美術館ホテルの名称は伊達じゃないな。ビュッフェは12時予約なので、時間まで館内をウロウロ。

f:id:tanukifureiyu:20210502123751j:plain

中々、豪華絢爛の装飾と近代的な新館の佇まい。奇妙にバランス良く取れているのは建築デザインが良いからかも。

f:id:tanukifureiyu:20210502123839j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502123908j:plain

通路の途中に目黒雅叙園と額記載された朱色の門構えがあり、潜ると左手には人工的な川が流れて錦鯉が。

f:id:tanukifureiyu:20210502123936j:plain

その先が高い吹き抜け総ガラスに覆われた空間でオープンテラスに。お茶&ケーキ、軽食が出来る空間。

その先は庭園になっていて、奥は新緑の丘になり滝が。(この滝は裏に入る通路があるそうです)

f:id:tanukifureiyu:20210502124008j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124032j:plain

テラスの先が室内に茅葺き屋根の割烹日本料理のお店。和服を着た数名の仲居さんが顧客をお迎えしていました。

f:id:tanukifureiyu:20210502124053j:plain

更に目黒雅叙園には、総工費1億円を掛けたトイレもあるらしい。トイレの中には川も流れているとか。(かみさんは入った事があるらしく、落ち着かなかったとの事)

f:id:tanukifureiyu:20210502124127j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124149j:plain

11:55にビュッフェ・レストランに入店。定員の半数以下程度の賑わい。オードブル等は小分けされて小皿容器にカバー付きで配置。

f:id:tanukifureiyu:20210502124242j:plain

メインのローストビーフ、グリルチキン、サーモンロースト、スペアリブは調理前でテーブル番号を告げるオーダー式。

f:id:tanukifureiyu:20210502124219j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124307j:plain

1回転目がコレ。パンは係りの人が廻っていてリザーブ。ノンアルコール・スパークリングワインで、かみさんと乾杯。

f:id:tanukifureiyu:20210502124335j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124359j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124421j:plain

スペアリブが美味しかったので追加オーダー。〆にビーフカレーボンゴレ。コーヒー&デザートを食べて満腹。

f:id:tanukifureiyu:20210502124452j:plain

のんびりと優雅に楽しく、食事を取る事が出来ました。帰りにレストラン内の売店でお土産のケーキ&お菓子を購入。

f:id:tanukifureiyu:20210502124518j:plain

帰りは駅まで送迎バス。目黒雅叙園の正面玄関に入るロータリー手前に、八百屋お七の井戸と言う物があります。

八百屋お七が火事の際に避難した寺で寺小姓吉三と恋仲になり、恋焦がれた、お七は吉三に逢いたいが為、火付けの重罪に。

お七の処刑後、僧侶になった吉三が名を西運と改め明王院に入り、目黒不動浅草観音の間、往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げた。

出かける前に毎回、水垢離をして身を清めていた事から、お七の井戸と呼ばれる様になったんだとか。

この周辺には、かむろ坂とか由緒がある地名があったり、戦前に鉄筋コンクリート造りの3階建住宅を建設した旧浅香邸の東京都庭園美術館があったり。

100段階段と東京都庭園美術館は、キジが収まりマンボウに戻った際にでも、再度、レストラン予約して出掛ける事にしました。

目黒駅から品川駅経由で、キジの東京とはおさらば。川崎駅は、右側の映画館に向かう人の列が引っ切り無しの状態。東京の映画館が閉鎖されているので、川崎の映画館に殺到している様子。

f:id:tanukifureiyu:20210502124606j:plain

左側の(海側)地下街を経由して、日航ホテル隣の商業ビル内にある、川崎水族館(通称は、カワスイ^ ^)に。

エレベーターで10階に。ネットで事前購入したwebチケットで館内に。建物内にある水族館で有名なのは池袋サンシャイン60水族館。

f:id:tanukifureiyu:20210502124829j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124851j:plain

カワスイは淡水魚限定の水族館。館内はソコソコの混雑。多摩川水系のサカナコーナー、アフリカ&アメリカコーナー、アマゾン川水系のコーナーなどなど。

f:id:tanukifureiyu:20210502124910j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124932j:plain

アマゾン川コーナーでは、スーパースターのピラニア、ピラルク、カンジュロが堂々の揃い踏み。この三役は中々、お目にかかれないので、これだけでも入場券代金は惜しくないプレミアもの。

f:id:tanukifureiyu:20210502124652j:plain

f:id:tanukifureiyu:20210502124716j:plain

電気ナマズやウナギも。動物系では最大級のげっ歯類カピバラもいます。海水系のサカナは皆無でしたが、充分に楽しめました。

川崎駅を後にして、横浜駅で下車。買い物の為、横浜そごうに。川崎より混雑している横浜駅。そして横浜そごう。

でも、生鮮食料品コーナーは空いていたので、お目当は先日、たぬき夫婦も行った、北海道物産展かも?知れませんね。

買物をすませて帰宅。翌日5/30(金)は伊豆高原の竹の子狩り&稲取高原の山菜狩りにドライブを兼ねて行く予定です。