ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

アジは昼は廻らない^ ^(第3回ふれーゆ裏釣行20210410)

ダンスはうまく踊れない

歌:高樹澪

作詞:井上陽水

作曲:井上陽水

アジは昼は廻らない

カタクチ、コノシロも釣れなくて

カラスは足もとで踊り

たぬき それをながめている

春の夜はすでに暗く寒く

大黒埠頭の明かり光近く

アジも来ないし 誰も釣れない

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みんなそろってアジは夜も廻らない

遠い なつかし 爆釣

たぬき 満タンのクーラー

たぬき 限りない笑顔で

アジをさばき フライ 唐揚げ

ワケギ切って たたき ナメロウ

生姜添えて あまれば干物にぃぃ〜

La La .....

今夜 みんなでアジをうまく捕らえたい

イケズなアジは19時に廻り出す

たぬき 7匹の釣果

パンダ 貴重な コノシロ〜

軍曹 指定の場所で 白い自転車止めて

温風 ゆれる 身体 夢にゆれる

夜を忘れて 夜に向って〜

La La .....

うっせぇ、うっせぇ、うっせぇよ!( *`ω´)/〜>* ))))><カラスにカタクチ取られたけど、どうだっていいゼ!問題はナシ!

4/10(土)は6:00に目が覚めて、朝風呂を満喫してから朝食。そして、ブログをチェックしてから、パッキング開始。

今日はペイトンさん、パンダさん、ふトスさんが参戦の予定。というか、パンダさんは、前日の夜から、ふれーゆ裏でスタンバイ。し11:00過ぎに自宅を出発。

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12:00前に鶴見駅到着。コンビニで昼食用のお握り&飲み物を買い込み、ふれーゆ行きバス停に。

ふれーゆは4/1から4/13まで点検中の為、お休みなんだとか。バス停には数名の乗客しかいない状態。

バスに乗り込み、東芝西タービン前を抜けると、左右に駐車中のクルマがチラホラ。ふれーゆが閉館中らしく、駐車場は閉鎖状態。

駐車場前の道路には違法駐車のクルマが数台停車中。ここに駐車すると、奥の積載場のトラックが入れず鶴見県警に通報されます。

切符を切られたら、釣れないわ、搬送されたクルマを引き取りに行かなきゃ行けないわ、反則納付金は1諭吉+レッカー移動代金。

結構、痛いので駐禁場所への駐車はやめましょう。もちろん、点数も、もれなく引かれてしまいます。

通用門から、ふれーゆ裏に入ると晴天だけど、北風が強く吹いていて外気温も低く、体感温度は更に低い。

左手のトイレ前に軍曹の自転車を発見。その右手に軍曹を発見。

軍曹

「よぐ来たな。アジぇは朝方、釣れただけで今わさっぱりだ。こごさ開けてやるから竿出しな。なに?コーナーさぎで、ながまがまっでる?嫌々、今日はこっちだ。そっちは釣れねぇぞ」

少し立ち話をして、コーナーを見ると、ベテランさんのイシモチ爆撃隊の面々がズラリと竿を並べて、出していました。

コーナーを曲がり少し行った先で、シリヤケイカ狙いで竿を振るペイトンさんを発見。左手を開けていただき、準備開始。

先日の、かみさん手製のアップルパイお礼と言う事でお菓子を頂戴しました。お礼状も頂戴し、ありがとうございました。

帰宅後、かみさん&息子&娘が美味しく頂戴していました。あれ?たぬき親父が風呂に入っている間に無くなってました^ ^

さてと、ふれーゆ裏に戻りましょう。パンダさんは、いつものように、赤い屋台の隣でラジオを鳴らしながら爆睡中。

ペイトンさんにイカロス星人の侵攻状態を確認したところ、絶対防衛圏(エギの飛距離)には、まだ出没していない様子。

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まだ、つばさ橋あたりの下を進行中なのかもしれません。これから段々と斥候を出しながらジワジワと侵略を開始すると思われます。

さてと、周囲に家族連れの釣り人の姿は多いものの、サカナは全く釣れていません。子供達は飽きて走り回って完成をあげてます。

ペイトンさんがキャスティングで三陸産アミコマセがあったので購入して来たとの事。たぬき親父は上州屋で購入した中国産アミコマセを持参。

国産は赤味が強くて、中国産は少し白っぽく見えるのが特徴。釣果に差が出るのか?ここは勝負^ ^(たぬき親父はアジパワー混入)

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今日の仕掛けは5.7m竿に、蛍光6号Wフック・トリック仕掛け×2、オモリ15号。これで仕掛けエリアは約2m。

今年は成魚になったカタクチイワシがこの時期から回遊して来ています。群れが廻って来るのは運次第。

対岸にある大黒海釣り公園には、カタクチ君をチェイスしてきた尺サバもヒットして来ているようなので、下の仕掛けでアジ嬢、上の仕掛けで、サバ女王を待ち伏せする作戦。

名付けて、「取らぬたぬきのサバ&アジホイホイ」上手くいくのか?いかないのかは、続きをご覧下さい。

4.7m竿にも同様の仕掛けをつけて投入。パンダさんも起きてきて、朝方の釣果を聞き取り。投げ釣りでイシモチ、トリック仕掛けでは、カタクチ君が釣れたとの事。

昨夜の20時に来て、ヒョウも降る悪天候。深夜はクルマ内で仮眠してたんだとか。軍曹は相変わらず、ボイラー室温風吹き出し口で仮眠をしていたんだとか。

昨年12月末に軍曹とボイラー室温風吹き出し口で、仮眠しながら釣りしていたら風邪&脱水症状を引き起こし、年末を大晦日まで寝たきりでOS1&ポカリのお世話になりました。

さすが軍曹は身体の作りが違う。良い子の皆様はくれぐれも、マネをしては行けません。もう少しでお迎えが来てしまう所でした。

13時に竿を出したものの、サカナからの魚信は皆無。ふトスさんも現れて、通用門左先あたりで竿を出してみるとの事。

ペイトンさんは黙々とイカロス星人の様子を探りながら、キャストを繰り返す。たぬき親父はジグサビキをキャスト。

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しかし、ふれーゆ裏前の京浜運河からは、全く生体反応なし。満潮潮止まりから潮が動き出す、15時位にはサカナが廻るかもと、ペイトンさんと談笑。

釣れないので折り畳み椅子に腰掛けて、遅い昼食。食べ終わってから、コーナー先の様子見に。

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顔馴染みのベテランさんを見つけて話を聞くと、夜明け前にカタクチ君とアジが少し廻った程度で明るくなってからは、まるでダメとの事。

やはり、「昼間は釣れない、ふれーゆ裏」日が落ちるまでは、やはり釣れないな。釣り場に戻り画像撮影。

ふトスさんがやって来て、通用門左手奥でも、ハゼが釣れてる程度の貧果なんだとか。此方もまるでダメと、みんなで談笑。

15時過ぎても、カタクチイワシも廻らず。日差しは暖かいものの、北風は収まらず体感温度は低い。厚着をして来て良かった。

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寒さに帰って行く家族連れも多い中、パンダさんと沖をか眺めていたら、つばさ橋の下に真っ白な変な形の艦船が。

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見ていると対岸のつばさ橋橋脚先の、扇島岸壁に着岸しました。特徴があるカタチなので帰宅してから、あちこち検索してみました。

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どうやら、米国陸軍の輸送船ウェストバック・エクスプレスの様です。双胴船みたいで横浜港には時々、出没している様子。

2011年3月の東日本大震災時には救援物資の輸送に参加してくれた高速輸送艦船。最大船速33ノット(時速61.116km)

中々、外観はシンプルでスマートな船体。白い船体はかなり目立つ。何かの補給で立ち寄りしてたんでしょうね。

15、16、17時と、虚しく時は過ぎて、17時を過ぎた頃、左手コーナー附近でカタクチイワシが釣れだしました。

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すると数分後に5.7、4.7m竿が突然揺れ出して、あたり取りの鈴が鳴り出しました。少し放ったらかして追い喰い待ち。

竿を手に取り巻き上げると、トリック仕掛け×2、針14本の上半分にカタクチイワシが鈴なりでヒット。

どうやら海面下2m付近を回遊している様子。タナを合わせると針14本全数にヒットして、パーフェクト・鯉のぼり達成。

柵を乗り越えてから、左手でオモリを手に持ちフリフリダンス。路面にカタクチ君を撒き散らし、スピード餌付け機でコマセを針に擦り付けて再投入。

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あちこちでバタバタしているカタクチ君をトラバサミで挟み、水汲みバケツに放り込む、竿を巻き上げ、フリフリダンスの繰り返し。

すると、上空から空を横切る黒い影が。令和2年式フレカラス急降下爆撃機が、路面で跳ねている、カタクチ君に急降下。

見事にカタクチ君を咥えて反転急上昇。何度か反復爆撃に。まぁ、その間もカタクチ君は釣れ続けているので問題なし。

約30分程度でカタクチイワシの回遊は終了。あたりは暗くなり、更に北風が強くなりバタバタと帰宅する釣り人が出る始末。

ペイトンさん、パンダさんと、おっさん3人組で暖かいおでんとか、ラーメン食べたいと震えまくり。

鶴見川側で釣っていた、ふトスさんが寒さの為、撤収の挨拶に。

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18時50分頃、パンダさんの竿にレギュラーサイズのコギャル・アジ嬢がヒット。続いて、ペイトンさんがヒット。

此方もペイトンさんが釣れたタナに調整したところ、コギャル・アジ嬢が連続ヒット。19時20分までバタバタと廻って来て、突然、消え去りました。

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以後はパンダさんが貴重なコノシロ姐さんを釣り上げたのみ。帰り支度を個々に始めて、20時に撤収しました。

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本日の釣果

カタクチイワシ50、アジ7

2021年通算釣果

アジ12

コノシロ11

カタクチイワシ130

フグ1

カタクチイワシは指で3枚おろしにして、身はボールに水を入れて、米を研ぐ要領でガシガシと。

10回水を入れ換えて研ぐと、ウロコ、臭い、雑味が消えてクチあたりが良くなります。仕上げにレモン汁をかけて冷蔵庫で冷やして完成です。

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このまま、すりおろし生姜醤油、又は酢味噌で食べても美味いし、唐揚げや玉ねぎと一緒に天ぷらにしても美味です。

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アジは三枚おろしにして、定番のアジフライに。釣りたての新鮮なアジを食べたら、総菜屋や定食屋の奴はアジじゃない^ ^

フワフワのサックサク。サカナのクセも無く、ソースやら味付けは不要。そのまま何も加え無くても、十分に美味しい逸品。

ふれーゆ裏でアジを釣るなら日の出前か、夕方から暗くなってからが、釣れる時間帯になります。夜、サビキでアジを釣るのは厳しいので、トリック仕掛けを準備して下さいね。