ふれーゆ裏たぬきのトリック仕掛釣り日記

横浜港奥の『昼間は釣れないふれーゆ裏』での夕まずめ釣りをメインに1年中、アジ嬢を追いかけまわしております。

大黒ふ頭から爆風^ ^(第32回ふれーゆ裏釣行20191214)

埠頭を渡る風

by:松任谷由実

替え歌で、

「ふれ裏を渡る風」

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トドの匂いが ふれ裏の果てに続いてる

釣れない夜は たぬきもあさりに来ない

大黒の灯りは寂しくひかる集魚灯

前触れも無しに 私の竿を揺らして

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ふれ裏を渡る風を見たのは

いつか、みんなで雷を避けた日だったよね

今のふれ裏は何にも釣れない

忘れた魚群を探しにここへ来たの

もうそれ以上 もうそれ以上

トド松なんて釣れなくいいのよ

いつでも暴れる姿イヤになる

クルマを積んだキャリアの前で

トド松かかえる たぬきの網はマジに生臭い

だから汚いタオルをあげるよ

それは失くしたゴミ箱に捨てるように

もうそれ以上 もうそれ以上

やさしくなんてしなくていいのよ

アミコマセに手を入れる姿好きだから

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白いと息が闇の中へ消えてゆく

凍える夜は 私の竿を揺らして

ヤル気無いアタリでコノシロ姐さん

釣れたら 何も言わずに横顔で笑って

トドの匂いが ふれ裏の果てに続いてる

釣れない夜は たぬきもあさりに来ない

大黒の灯りは寂しくひかる集魚灯

前触れも無しに 私の竿を揺らして

ラララ…

うるせぇよ( *`ω´)/〜>* ))))><

今回は釣り仲間の皆様方からの熱烈なリクエストで、ユーミンの「埠頭を渡る風」の替え歌で始まりました。出来映えは、期待通りの酷い出来映えかと思いますが、いかがでしょうかね? さて、昨年の同月はアジのつ抜けは、あたり前田のクラッカー状態(わかるかなぁ〜、わかんねぇだろうなぁ)だったのが、今年はまるでダメ夫状態の古谷製菓。

かわりに暴走超特急トド松が仕掛けを加えて走り廻る始末。のんパパさんは、触るとイタタのアイゴ〜サランヘヨまで釣り上げたらしい。

先月までのタチウオパニックも終息して、段々と人気も薄れて来た鶴見のふれーゆ裏です。

前日13日(金)から14日(土)開け方までシステム更改の夜間切替対応業務をこなして、朝方始発で東京駅から自宅に帰宅。

11時まで仮眠してから、ふれーゆ裏に出陣。12月14日と言えば赤穂浪士討ち入り事件があった日。高輪の泉岳寺でパレードもあるとか。

子供の頃には、たいして興味はなかったけど、中年期以降には高輪泉岳寺をみたり、四十七士のお墓参りをしたりで結構、興味が出てきました。

時は元禄15年12月14日。夜半から深深と振り続く雪の中、本所深川町に鳴り響く山鹿流陣太鼓の一打ち、 三打ち、三流れの云々。

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歌舞伎、講談、映画、ドラマでは敵役の吉良はメチャクチャ悪いたぬき親父。浅野内匠頭は美男子^ ^

歴史に興味が無い人は、なんのこっちゃ、なんだけどつまらない中高の歴史とは異なり、史実はドロドロの人間模様。

現代に置き換えるならば、大企業の同族企業徳川商社の子会社の子会社である、赤穂商事の若社長浅野さん が社長主催の祝賀会でやらかした事件。

大企業徳川商社社長の母親が、国民栄誉賞を受賞。その式典を取り仕切る本社総務部長吉良さん。式典準備 を進めていたホテルの松の間で、いきなり、浅野社長に蹴り飛ばされた。

当然、徳川商社は浅野社長はクビに。子会社の子会社赤穂商事は解散。怒った専務大石さんは徒党を組んで、吉良邸に討ち入り。

みたいな事件。当時は徹底した家長主義で、父親の権威は絶大。ましてや、侍の世界で主君は馬鹿だろうが なんだろうが主君は主君。

その恨みを晴らした赤穂浪士は重罪人だけども、主君の無念を晴らした義士でもあり、徳川幕府も悩みに悩 んだ末に、罪人ではなく士分に与える名誉の切腹としたわけですね。

不運なのは、その後の吉良家。夜討朝がけとは言え、赤穂浪士側は死者ゼロ、吉良家は死者多数。幕府からは、士道不覚悟でお家取り潰し。

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勝てば官軍、判官贔屓は日本の伝統で吉良は悪い奴、赤穂浪士は義士に。しかし、そんな評判が出る前に迷惑を被った高輪泉岳寺は、赤穂浪士の遺品を全て二足三文で売っ払う。

当時のファンから泉岳寺に抗議殺到して、驚いた泉岳寺は、慌てて数倍もの価格で買い戻した逸話が^ ^

面白い話としては、赤穂浅野家の元々の領地は、今の茨城県筑波や、笠間。それが、播州赤穂に国替えとなった為、討入りの浪士にも茨城県(当時は常陸国)出身者が多数。

元々、浅野本家は豊臣秀吉の奥さんの寧々(おね?)の実家で、豊臣政権下では、徳川家康とタメの五大老

関ヶ原で徳川側につき手柄をあげて、政権下でも、42.6万石を有して安定した基盤経営。

播州赤穂藩は本家浅野家の分家の下の分家にあたる5万石程度の小藩ではあるものの、精塩を認可されてい て、みかけより数倍の石高を有していたらしい。

さらに、大石内蔵助の次男は、たしか、本家の広島藩浅野家から家老として迎えられる高待遇。討入り不参 加の武士達は親戚縁者から恥さらしと罵られて詰腹を切らされた者も。

さてと、このブログは、たぬき親父の釣りのブログ。また、機会がある際には高輪泉岳寺の画像でもUPしましょう。

東京駅から乗った横須賀線に、川崎駅から大黒で良く見かける釣り人が、釣り道具を担いで電車に乗車してきました。

これから、大黒海釣り公園にアジ釣りに行くとの事。たぬき親父は?と聞かれて、自宅で仮眠してから、ふれ裏に行くと答えたら、バカだね〜と、お互いにと苦笑い。

自宅に帰宅して風呂に入り11時まで仮眠。11時に起きて食事を取り準備をしてから、12時過ぎに出発

天候は晴れ。お仲間情報だと、南風が吹き荒れている様子。バスを降りて、ふれーゆ館内のトイレ拝借。

裏の通用門から、ふれーゆ裏入りして、近いところに荷物を降ろして準備開始。のんパパさん家族も現れて、左手のコーナー先に。 天気は良いものの、南風が強く吹いて海面にも白く波が 立っている状態。軍曹がやって来て、一昨日までは、良かったが、今朝はハズレてアジが廻らずみたいな話を秋田弁で熱弁。

4.5m竿に蛍光7号ダブルフックの、トリック仕掛け+オモリ12号をつけて、底からひと巻きしてから、竿掛けに。

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置いた瞬間に、カタカタと竿先が揺れて、アタリ取りの鈴が鳴った瞬間に真下の海面に向かって、竿掛けを 揺らしながら竿先がズドン。

慌てて竿を取り立ち上げると、ドラグが音を立てて道糸が出て行く。弱まった所で、ゆらりと姿を見せたのは、デカい黒鯛。

スッと横になった瞬間に魚体をひる返して海底に向かい疾走。ハリスがプッチンと切れてしまって、痛恨のサヨナラ。

隣の5.4、5.7m竿の蛍光8号ダブルフックにかかれば良いのに、塩が澄んでいるのか、眼が良いのか、こち らは、Out off 眼中。

再び投入した4.5m竿に、またまた、黒鯛のアタリ。今度は7号針がのされてしまい、逃走。

5.7m竿に大きなアタリが出て、巻きあげると、70センチクラスのトド松がこんにちは。暴れなくなったところで、ゴボウ抜き。

そんなこんなで、16時〜16時半が地合いとなり、静かだった竿3本が全て、お辞儀してアタリ取りの

鈴が鳴り響く。

アジはふれーゆ裏のレギュラーサイズで17センチ前後。W2回とか、善戦したものの、6匹を釣り上げたところで回遊終了。

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強風だった南風も収まり、ほぼ、無風状態に。暗くなり集魚灯を点灯しても効果無し。19時半位に折り畳み椅子に腰掛けて、居眠りをしていると、遠くから鈴の音がリンリン。

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5.7m竿が左の5.4m竿の仕掛けを巻きこんで、盛大に揺れてる。5.4m竿を巻き上げてから、5.7m竿をゴボウ抜き。

40センチサバと25センチアジのWだけど、なんか、釣れた気がしないし、仕掛けはぐちゃぐちゃに。

その後、20時過ぎまで粘ったものの、あたりが皆無となり、納竿となりました。

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本日の釣果

アジ7、サバ1、トド1

2019年釣果(釣行41回目)

1回あたりのアジ・アベレージ

11匹

数字は常に二桁をキープ。

これは、なかなかだな。

2019年度目標アジ1000匹

達成まで、あと548匹!^ ^

ムロアジを含んだ数字)

アジは、なめろうにして食卓に。

サバは、今期最高の出来栄えで

味噌煮に。画像を撮る前に骨に。

2019年度の釣果

アジ422

ムロアジ30

小アジ345

マイクロアジ394

イシモチ1

カタクチイワシ1118

カサゴ3

カマス1

カマス

カタクボイワシ7

カニ2

キス2

コノシロ145

サッパ57

サバ14

子サバ10

タチウオ3

トド8

海タナゴ19

メジナ5

メバル123

グーフー4

ヒイラギ17

たぬき2

落としたクロダイ3

落としたコノシロ 数知れず^ ^

貰ったシリヤケイカ1^ ^

貰ったタコ2^ ^

貰った子ダコ1^ ^

貰ったアジ1