かみさんの実家、鹿児島県南西諸島
位置する奄美大島への格安航空券が
取れましたので、用事の合間に釣り
をする事にしました。
奄美大島ですが、以外と知らない人
が多いと思いますので豆知識を披露
します。
日本の島では5番目の面積を有して
政治家の地方創生やらなんやらは、
何の効果も無く、島の人口は東京ド
ーム一杯分程度しかありません。
しかし、日本の島嶼防衛に注力して
いる日本政府が奄美大島北東部と、
南東部に地対空ミサイル、地対艦ミ
サイル、レーダーサイトを建設。
駐留自衛隊員500名を駐留させて、
鉄筋コンクリート造りの官舎建設し
家族も含めて移住して来ているよう
です。
島の北側に空港、港があり人口も、
このあたりに集中しています。島の
中央部は山合いが深く、更に人を拒
む世界最強の蛇毒を持つハブ生息地。
この為か、奄美大島にしか生息して
いない原生種のウサギであるアマミ
クロウサギ、キノボリトカゲやら、
天然記念物の宝庫。
別名は「東洋のガラパゴス」で、
沖縄に比べると観光地化が進んでお
らず、人混みやクルマ渋滞とは無縁。
アマミクロウサギは絶滅危惧種で、
昔、ハブから守る為に天敵のマング
ースを山に複数離したとか。
しかし、マングースも命がけでハブ
と戦うより、逃げ足がトロく危険が
無いクロウサギを捕獲。
今ではマングースが繁殖して駆除に
躍起になっているとか。あと野生の
イノシシも生息している様子。
今でも生物学専攻の大学教授やら、
専門チームが山間部に踏み入ると、
新たな新種が見つかるとか?
この為か、太平洋、東シナ海側に、
民家が集中しています。
本土からのアクセスは東京から鶴航
空、成田から桃航空、大阪から全日
空、鹿児島から鶴&全日空。
船旅が好きなタフな方は東京から、
奄美大島経由沖縄行きのカーフェリ
ーもあります。
今回、たぬき夫婦が選択した方法が
成田空港から、格安LCRの桃航空を
利用して奄美空港に行く方法。
7月に格安往復航空券を予約、10月
搭乗。上手く台風が避けてくれて、
無事に航空機も飛ぶ事になりました。
格安LCRは機内持ち込みは7kgまで
で、釣竿ケースは往復別料金。これ
も、当日に受付カウンターで申込み
をすると料金は倍近くに。
事前にネット申込みで半額になりま
すので、ネット利用するしかない。
成田空港で正直に重量オーバー申告
をしていたオッさんは受付窓口担当
から、追加料金を支払うか、不要な
物を捨てて下さいとマジで言われて
いました。
また、搭乗受付終了を1分でも過ぎ
ると、搭乗受付出来ませんとネズミ
返しとなりますので注意が必要です。
当日も新千歳空港行きの受付終了後
にカウンターに来た若い奴がクレー
ムをつけていましたが追い返されて
いました。
なんやかんやとありまして、無事に
午後便で、たぬき夫婦は桃航空の、
奄美大島行きB 737に乗込みました。
駐機場所も成田空港のはずれでター
ミナルからはバス移動。タラップを
登って搭乗します。
オーディオも聞けず、機内サービス
皆無。座席もビニール張りでリクラ
イニングもせず、モニター画面も、
ありません。
成田〜奄美大島間は約2時間半で、
島が近づくと窓から眼下に紺碧の海。
陸地が見えて来たなぁと思うとグン
と高度が下がり、一気に着陸。
久しぶりの奄美大島空港。まだ常夏
気候で太陽ギンギラ、日差しが痛い
し、セミが鳴きまくる。
空港から国道を挟んだ先にレンタカ
ー会社5社。事前にネットで1番安
価な奄美レンタカーに予約済み。
空港から無理送迎バスでレンタカー
営業所に行くと、ズラッと100台近
いクルマが並ぶ壮観さ。
横浜の日本レンタカー敷地の30倍近
い敷地にビックリ。LCRが出来てか
ら、観光客や帰省客が倍々ゲームで
伸びてレンタカー需要が活況なんだ
とか。
まぁ、無事に着いて何より。疲れた
ので夜釣りはパス。明日は朝7時の
出発で奄美大島本島最南端にある、
宇検村(うけんそん)の湾に浮かぶ
釣りイカダに乗り、かみさんと釣り
を楽しむ予定です。
の模様をのせているのでご興味があ
る方はどうぞ。